このニュースに驚いた!

アメリカのパイロット不足はさらに深刻なようだ。

米フロリダにある大手のパイロット養成学校にはパイロットコースの生徒が1300人おり、

授業料は4年間で1700万円かかるそうだ。

それが、地域航空会社での1年目の平均年収が2万2400ドル(230万円)だというのだ。

今後、パイロットになろうとする若者が減る懸念もあるという。

そしてこのパイロット養成学校のインストラクターが大幅に退職しているという。

アメリカでは昨年、飛行訓練時間を250時間⇨1500時間に規制を拡大したことから、相当数のパイロットが資格を失ったことも起因して、大幅なパイロット不足になっている。

アメリカでは大手航空会社だけで2025年までに6万人のパイロットが必要だという。

航空需要は今後も伸び続け、2030年までに世界の航空会社で、今の2倍のパイロットが必要だという。

バス運転手も不足している。航空機の整備士も拡充しなければならない。

今後、交通網全体の見直しが求められるのかもしれない。

( WBS 9月1日 )

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アメリカの航空業界で深刻な「パイロット不足」がおきています。パイロット養成の現場を訪ねると、インストラクターの大量退職という事態が発生していました。また、アメリカ議会による空の安全強化策も、現在のパイロット不足の一因になっているといいます。パイロットを取り巻く環境が大きく変化する中、きしむ航空業界を、ワシントン支局の河本充夫記者が取材しました。