【データ】マスクをしている際の印象や視線に関する調査
(観光経済新聞 2020年9月17日)
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【ポイント】
顔の中で印象を与えるのは、やはり「眼」が90%、次に「髪」が30%だといいます。
コロナ渦でマスク着用が当たり前になるなか、「自分の髪の毛を気にする」が約6割、「相手の髪の毛を気にする」も約5割と、「髪」に注目が集まっているようです。
もっと髪に気を使わないといけないのかなあ…

【 概 要 】
大正製薬が、「マスクをしている際の印象や視線に関する調査」の結果を発表した。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、マスク着用が当たり前になりましたが、マスクで顔の下半分が隠れるので、視線が顔の上部に行き、普段よりも髪の印象、「上顔(うえがお)印象」が重要になります。

■新生活様式において人の視線は顔の上半分へ

マスクなしありに関わらず6割近くの人が「顔の上半分」が大切と回答していますが、マスク着用のニューノーマル時代、9割を超える人が「顔の上半分」が大切だと感じています。

「顔回りで相手の第一印象を決めるパーツはどこか」という質問に対して、1番は目元90%であり、そして髪30%、眉15%と続きます。

■髪への注目も集まる

オンラインによる会議や飲み会など、新しいコミュニケーションが生まれました。
オフラインでのコミュニケーションにおいては、人の顔はもちろん、しぐさや動き、資料やホワイトボード、プレゼン画面など多くのものにも視線が向けられていました。しかし、オンラインではパソコンの画面を見る時間が長くなり、画面に映る自分の顔を気になる方も多いかもしれませんが、「相手の顔を見る機会が減った・変わらない」が約7割と、多くの人が「顔」に注目していないようです。

一方で、「自分の髪の毛を気にするようになった」が約6割、「相手の髪の毛を気にするようになった」も約5割と、「髪」に注目が集まっていることが分かりました。

■新生活様式ではスッピンでも髪は整えてお出かけ

新生活様式では、外出する時「すっぴんでも髪は整える人」が「すっぴんで髪も整えない人」よりも多いことが分かりました。このことから、多くの人が髪を意識し、見た目の印象が変わると考えていることが分かります。

■マスク姿に似合う髪を意識している人は意外と少ない

コロナ禍で髪への意識が高まっていますが、「マスクに似合う髪型・映える髪型を意識していますか?」という質問に、「意識している」は2割以下なりました。
新生活様式では、髪までは対応しきれていないということも浮き彫りになりました。