中国人は日本でこんなに消費しているのに! 中国に旅行に来る日本人が少なすぎる=中国
(Searchina 2019-06-10)
http://news.searchina.net/id/1679518?page=1

訪日中国人が増加し旅行消費額も多いが、中国に行く日本人は300万人以下と少ないことを批判する意見もあるようだ。
中国メディアの今日頭条の記事では「サービスや商品の質、環境保護など日本から学ぶべきだ」との意見を紹介しているが、いつ政治問題化するかもしれないことも考えなければならない。

【ポイント】
中国経済の成長は鈍化してきているといわれるものの、訪日中国人は増加しており、消費も増えている。
中国メディアの今日頭条は、訪日中国人は2018年に日本で1兆5000億円も消費したと紹介する記事を掲載した。

訪日中国人旅行者は、美しい景色だけでなく「視野を広げる」ため訪日していると分析。
18年は前年比13.9%増の838万人が訪日したことを紹介し、日本旅行の人気は全く衰えを見せていないことを強調した。

かつての爆買いは影を潜めたとはいえ、中国人旅行者の購買意欲は非常に高く、18年の訪日中国人の消費額は1兆5000億円となり、全体の約3割を占めた。
「日本が中国人観光客を歓迎するわけだ」と納得すると同時に、訪中日本人は300万人を超えない水準に過ぎず、ビジネス目的が多く、消費額も多くはないと納得がいかないという。
記事に対するコメントを見ると、日本人に不満を示している人は少なく、日本での多額の消費に対する批判もあまり見受けられなかった。

むしろ「なぜ自国民が国内ではなく日本に行き消費するのか」を考えるよう促すものだった。中国の観光地の高い入場料やぼったくりに問題があるとする指摘もあった。
また、「観光地のサービスや商品の質、環境保護など日本から学ぶべきだ」と日本を称賛する人も多かった。
実際、中国には観光資源も多く、これだけ中国人を引き寄せている日本の観光業から学べば、訪中外国人も増加するのではないだろうか。