中国SNSで買われた日本商品のランキング発表、実用性重視の商品が上位に。1位はあの薬用ローション(トラベルボイス 2019年12月5日)https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/35801/

中国人消費者が買った日本商品は「コスメ・美容」のカテゴリーがトップで、伸び率は「ファッション」50%増、「食品類」42%、僅差で「コスメ・美容」41%。日本商品購入のクチコミ件数は1019万1624件と、去年の734万7227件から増加しているが、商品件数は486アイテムで前年比96%減と、話題商品に人気が集中しているようだ。

【ポイント】中国のWeiboなどの投稿から、中国人消費者が買った日本商品のランキングをトレンドExpressが発表した。カテゴリー別では、コスメ・美容がトップとなった。伸び率では、ファッションが前年比50%でトップ、食品類が42%で2位、僅差でコスメ・美容が41%で3位。ファッションでは、ストッキング、タイツなど機能性の高いインナーの口コミが伸びている。

商品1位は、昨年に続き「ピジョン 薬用ローション(ももの葉)」、2位は大正製薬の「口内炎パッチ大正A」、3位は「龍角散のどスッキリ飴」、4位には「サントリーシングルモルトウイスキー山崎」、5位には資生堂のヘアケア商品「TSUBAKI」がランクインし、ヘアケアに対するニーズが高まっているようだ。

日本商品を買ったとのクチコミ件数は1019万1624件となり、去年の734万7227件から250万件以上の増加。日本商品への興味はあいかわらず高い。しかし、日本商品の口コミで買った数が増える中、登場する商品件数は486アイテムで、前年比で約96%の減少となった。中国のSNSやインターネットでは日本商品の情報が溢れており、その中で認められたものや、話題商品に人気が集中している可能性がある。欧米や韓国ブランド、高品質化で台頭する中国系ブランドなど海外との競争も激化し、市場も地方都市へと広がっていることから、トレンドExpressでは、地域や年代などの特性を考えながら緻密なマーケット分析が必要だとしている。