中家(なかけ)住宅という環濠屋敷があります!

中世のロマンを感じる歴史を感じる住宅のようです。

大和川の堤防がすぐ南に見える奈良県安堵町窪田(くぼた)に「中家住宅」は建っている。

大和地方の典型的な環濠屋敷(かんごうやしき)の姿を現在に良く残す貴重な住宅だ。

屋敷は二重の濠に囲まれ、内堀と外堀の間に竹やぶがあり、遠目にみれば鎮守の森のように見える。

外堀の南半分は集落に埋まってしまったが、当時を知るのに十分な建築資料だ。

中家住宅の中氏は、現在の三重県鈴鹿市の土豪で”足立氏”と称していた。

足利尊氏に従って大和に入り、窪田姓を名乗り、この地に居を構えた。

明徳2(1391)年に窪田中氏と改め、周囲の岡崎、笠目、窪田を拝領し、筒井一族の武士となって長く活躍した。

筒井氏の伊賀への国替えに同行せず、帰農。

大地主となり近世を過ごしたので、武家造りと農家造りをあわせ持つ造りとなったといいます。

「tetsudaのブログ」より詳しい記事をご確認ください。

http://asokan.jp/report/003977.html

安堵町の中家住宅のホームページによると

http://www.town.ando.nara.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=258&frmCd=3-6-0-0-0

屋敷内は見学ができますが、予約が必要で、維持管理協力金500円が必要なようです。

住所:奈良県生駒郡安堵町大字窪田133番地

電話:0743-57-2284

開館時間:午前10時から午後5時

休館日:8月1日から8月31日 12月20日から1月10日

アクセス:JR法隆寺駅よりかしの木台行きバス かしの木台下車 南へ徒歩10分 (ただし本数は少ないので、駅からタクシーが便利)