台湾における2018年度の対日世論調査 最も好きな国は日本 過去最高更新(やまとごころ 2019年11月20日)https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/35509/

台湾の「日本好き」のポイントが上がり、過去最高の59%。2位中国8%、3位米国4%を大きく引き離した。日本の関心のある分野は、1位「観光」80%、2位「食文化」68%、3位「日本人の精神・哲学」56%、4位「自然風土」55%、5位「現代文化・ポップカルチャー」50%だった。「今後、台湾が最も親しくすべき国」を日本とした人が37%と最も多く、日台関係は53%が良いと回答したという。

【ポイント】公益財団法人日本台湾交流協会が、2018年度の対日世論調査結果を発表した。2008年から開始し6回目となる今回は、2015年以来3年ぶりとなる。2019年2月にインターネットと電話によるアンケートを実施し、20~80歳の男女1003人から回答を得た。

最も好きな国は「日本」が一番多く、2015年度から3ポイント増えて59%となり過去最高を更新。2位の中国8%、3位の米国4%大きく引き離した。65歳以下のすべての年齢層で日本を好きな国とした比率は50%を超え、30~39歳では70%に達した。
日本のイメージは、1位が「決まりを守る国」で74%、2位が「自然の美しい国」で72%、3位が「豊かな伝統と文化をもつ国」の69%だった。

日本のどの分野に関心がありますかとの問いに、1位が「観光」の80%、2位は「食文化」の68%、3位は「日本人の精神・哲学」で56%、4位は「自然風土」で55%、5位は「現代文化・ポップカルチャー」の50%だった。
「今後、台湾が最も親しくすべき国」を日本とした人は37%と最も多かった。2位の中国は31%で、2015年の22%から9ポイント上昇し、1位の日本との差は17%から6%に縮まった。台湾に最も影響を与えている国は、中国が45%と最も多く、次いでアメリカが33%、日本が15%だった。日本と台湾の関係は53%が良いと回答しており、悪いと回答したのは4%だった。