企業の90%は外国人採用に積極的。外国人の雇用実態、インバウンド関連企業を対象に調査
(やまとごころ 2019年6月19日)
https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/32754/

”やまとごころ”のメルマガ会員なので、外国人材を「現在雇用している」が72.7%。「過去に雇用していた」が13%、「今後、雇用したいと考えている」が7.8%。合わせて93%が外国人材雇用に積極的な結果となった。
「現在雇用している」企業のうち「メリットを感じている」が89%と、外国人雇用が成果をあげているようだ。
飲食店を中心に外国人雇用が進んでいるが、外国人を安い労働力と見ているだけでは長続きしない。

【ポイント】
インバウンド専門求人サイト「やまとごころキャリア」が、「インバウンド人材と外国人雇用に関するアンケート調査」を実施し、メールマガジン会員の77件から回答を得た。

2019年4月1日に外国人材の受け入れの改正出入国管理法が施行され、5月30日には在留資格「特定活動」の就職規制が緩和されるなど、外国人が日本で活躍できる場が広がっている。
アンケート調査の結果、外国人材を「現在雇用している」が72.7%にのぼった。
「過去に雇用していた」が13%、「今後、雇用したいと考えている」が7.8%と合わせると、実に90%以上の企業が外国人材の雇用に積極的と言える結果となった。

外国人材を「現在雇用している」と答えた企業のうち、89%が「メリットを感じている」と回答。
実際に「海外とのやりとりがスムーズになった」、「訪日外国人とのコミュニケーションがスムーズになった」という声が挙がった。
一方で、外国人材を雇用することについて「不安点がある」と答えた企業は87%を占め、具体的には「文化・習慣の違い」、「ビザ関連の手続き」、「早期退職(帰国等)」などの懸念点が挙がった。

求める人材は、「営業職」「企画職」「WEB・IT関連職」が上位3つを占めた。
求める経歴は「中途・キャリア」が87%にのぼり、より即戦力を求める傾向にあることがわかった。