都心部でも比較的手軽においしいハチミツがとれることが知られるようになったのがきっかけで、趣味としての養蜂がブームになっているそうだ。

(産經新聞 8月14日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140814-00000115-san-soci

【ポイント】

・全国のミツバチ飼育戸数は、平成21年の4983戸から24年は5934戸と増えており、ここ数年は右肩上がり。

・近年のアマチュア養蜂ブームが背景にある。

・18年に東京のど真ん中でミツバチを飼うNPO法人が発足、メディアに取り上げられたことなどにより、一躍脚光を浴びるようになった。

(「銀座ミツバチプロジェクト」 http://www.gin-pachi.jp)

・巣箱など基本的な資材に必要な費用は約15万円。エサは週1回程度、砂糖水を与えるだけで飼育が可能という。

・近隣に迷惑が及ばないよう注意することも必要だ。兵庫県西宮市の阪神甲子園駅のホームで4月、ミツバチが大量発生して騒動となった。

・春先に巣の中の個体数が一定数を上回ったミツバチは巣分かれする習性があり、巣の大きさや個体数を調整し、巣分かれを防がなければならない。

・ミツバチを飼う際には都道府県への届け出が義務付けられている。大阪府は条例で、巣箱を道路や住宅などから20メートル以上離さなければならないとしている。