奈良の『秋篠寺』で、年一度しか御開帳されない秘仏「大元帥明王」が御開帳されます。

6月6日

『秋篠寺』は、奈良時代最後の天皇である光仁天皇の勅願により開かれた寺で、真言密教の場として隆盛を極めたといいます。

「大元帥明王」が出現されたという伝説があり、年に1日だけ秘仏「大元帥明王像」が御開帳されます。

「大元帥明王」は、鎌倉時代(13世紀)の木造仏で、像高は229.5cm。鎮護国家の秘法を伝える「大元帥御修法」の御本尊だけに、とにかく力強く、厳しい憤怒の表情をしています。

「伎芸天立像(重文)」も見事な仏像です。

また、『秋篠寺』は、「苔のお寺」としても有名で、今の時期は特に緑の絨毯担って美しいです。静かで落ち着いた雰囲気を醸し出しており、奈良でも有数の人気のお寺です。

交通手段は、近鉄 大和西大寺駅北口より押熊・平城中山行バス 6分「秋篠寺」下車すぐ

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