日本人のパスポート保有率は17%、2019年比では15%減、オンライン申請利用は新規9%、切替え31%
(トラベルボイス 2025年2月24日)
https://www.travelvoice.jp/20250224-157234

【ホッシーのつぶやき】
日本人のパスポートは2077万3843冊で、保有率は17%と低い水準だった。男性44.8%、女性が55.2%で、30歳未満は48%と若年層の保有も高まっている。パスポートもオンラインで発行できるようになっている。
海外旅行は娯楽要素が強いが、外国を肌感覚で知っていることは外交や文化、経済にも強い影響を持つ。若い人にこそ海外へ出ていってもらいたいものだ。

【 内 容 】
外務省は、2024年(1~12月)の旅券統計を発表した。これによると、国内における一般旅券の発行数(公用旅券を除く)は370万111冊で、前年比8.8%増となった。増加傾向が続いていたコロナ禍前の2019年(436万5290冊)との比較では15.2%減。有効な一般旅券数は2077万3843冊で、日本の総人口1億2345万人(2025年2月時点)における割合は16.8%となる。世界の先進国などと比べると、低い水準といえる。

外務省:発表資料より

国内における一般旅券の発行数を性別や年代別で見ると、男女別では男性が44.8%、女性が 55.2%、若年層の海外旅行離れが指摘されるが、30歳未満の割合が48%を占めた。

また、外務省は2023年3月から切替申請、2024年からは新規(一部都道府県)も対象としたオンライン申請を導入しており、総申請数に占める利用率は約9%だった。切替に関しては、利用率が31%となり、リピーター中心にオンライン申請が浸透しつつある様子がうかがえる。