来年の東京五輪、中国発の飛行機チケットが早くも高騰=中国メディア 
(Searchina   2019年10月30日)
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東京五輪開催時にホテル客室数が1万7000室不足し、宿泊料金も、開催前から3倍以上に高騰、上海と東京を往復する航空便もほぼ2倍になったという。五輪組織委員会が、東京都内のホテル約17万6000室のうち4万6000部屋を抑えている。東京五輪開催中は東京に行きにくい状況が生まれるのかもしれない。

【ポイント】中国メディア・澎湃新聞が、東京五輪期間中に中国から東京に向かう航空チケットが高騰していると報じた。

今年6月の時点で、東京五輪会場に近く交通の便がいいホテルの五輪期間中の予約が難しいと報じていたと紹介。ホテルのキャパシティは、五輪期間中に大量に押し掛ける観光客を受け入れきれない可能性があると伝えた。

昨年末の東京都内のホテル客室数は約17万6000部屋で、そのうち五輪組織委員会が4万6000部屋を抑えており、五輪開催時に1万7000部屋分が不足するとのデータも出ていると紹介。ホテルの宿泊料金も、開催1週間前に比べて3倍以上高額になっていることが明らかになっているとした。
航空券の値段も上がっており、開催期間中に上海と東京を往復する便は開催1週間前に比べると約1万5000円高くなっており、値段がほぼ2倍になったと伝えている。

東京五輪も開催まで1年を切っているが、競技場所、安全確保、観光客の宿泊地確保などで多くの課題を残しているようだ。東京が種々の問題をどのようにクリアして、円滑な五輪・パラリンピック運営を実現するのか、2年後に北京冬季五輪を控える中国国内も注目している。