石破首相が所信表明演説 「観光産業の高付加価値化を推進」 インバウンドで地方活性化
(観光経済新聞 2024年10月4日)
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【ホッシーのつぶやき】
石破茂首相は所信表明演説の「地方創生」の中で、インバウンドを通じた地方活性化、観光産業の高付加価値化を推進する考えを示した。『地方こそ成長の主役』とし、交付金を当初予算ベースで倍増するといい、「観光産業の高付加価値化を推進し、文化芸術立国に向けた地域の文化、芸術への支援強化にも取り組みます」としています。
石破首相もインバウンドへの期待は大きいようですが、スピード感を持って推進していただきたいものです。
【 内 容 】
石破茂首相は4日午後、衆参両院の本会議で所信表明演説を行った。観光に関しては、「地方創生」の政策を語る中で、インバウンドを通じた地方活性化に触れたほか、観光産業の高付加価値化を推進する考えを示した。また、大阪・関西万博を通じた国際交流、日本の魅力発信にも意欲を示した。
観光関連の主な演説内容は次の通り。
「『地方こそ成長の主役』です。地方創生をめぐる、これまでの成果と反省を生かし、地方創生2.0として再起動させます。全国各地の取り組みを一層強力に支援するため、地方創生の交付金を当初予算ベースで倍増することを目指します。少子高齢化や人口減少に対応するため、デジタル田園都市国家構想実現会議を発展させ、『新しい地方経済・生活環境創生本部』を創設し、今後十年間、集中的に取り組む基本構想を策定します。ブロックチェーンなどの新技術やインバウンドの大きな流れなどの効果的な活用も視野に入れ、国民の生活を守りながら、地方創生を実現してまいります」
「観光産業の高付加価値化を推進するとともに、文化芸術立国に向けた地域の文化、芸術への支援強化にも取り組みます。地域交通は地方創生の基盤です。全国で『交通空白』の解消に向け、移動の足の確保を強力に進めます」
「2025年大阪・関西万博は、世界と交流を深め、日本の魅力を世界に向けて発信する絶好の機会です。多くの方に来場いただき、楽しみ、そしてそれぞれの将来に夢と希望を持ってもらう、またとない機会です。成功に向け関係者と心を合わせて取り組んでまいります」