舞鶴の近況について 〜(株)ケイズドア・観光交流アドバイザー 釼菱英明
(観光のひろば 2024年11月22日)
【ホッシーのつぶやき】
劔菱さんは昨年2度のガン手術を受け、今尚、意気軒昂で熱い舞鶴熱をお持ちです。2012年「赤れんがパーク」のオープンと同時に、指定管理を受けた舞鶴観光協会に勤務、13年間も舞鶴に関わっておられます。
その舞鶴の近況として、2021年に「赤れんがパーク官民連携型賑わい拠点創出事業」に地元の株式会社ウッディーハウスが名乗りをあげ、若い事業者がリスクを背負いながらも「観光による町づくり」に関わってくれている喜びの発表でした。
【 内 容 】
私は月に1〜2回ほど、今も舞鶴に通っています。舞鶴に出かけていますが、地域の人とゆっくり話をする時間が取れないと感じています。
今日は舞鶴赤れんがパークについてお話しします。
11月9日に“自衛隊記念日”があり行ってきましたが、舞鶴の自衛隊桟橋港にはフランスの軍艦も来ており、この日は赤れんがパーク前から出ている遊覧船も賑わっていました。赤れんがパークでのお土産販売も好調で、今年は1億6千万円ほどにはなるだろうと言われていました。
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「赤れんがパーク」は2012年3月にオープンし、舞鶴市はここを観光の拠点にしました。舞鶴観光協会が指定管理を受け、私は勤務を始めました。
赤煉瓦倉庫群は2012年の頃は舞鶴市の所有が5棟で、自衛隊と総務省が管理している建物が7棟あり、いずれ舞鶴市に移管されることになるのでしょうか…
そして中央の丘の上に「文庫山学園」という老人施設があったのですが、ここを作り替えるため2021年にパークPFIを使った「赤れんがパーク官民連携型賑わい拠点創出事業」が公募され、地元の株式会社ウッディーハウスが採用されました。「赤れんがパーク」の指定管理を2022年に始め「文庫山学園」跡地にアパレルショップ、アウトドアショップ、カフェ、お土産屋から、サウナやドッグランまで備えた複合商業施設「アティック」を作るアイデアで採用され、2024年9月14日に開業しました。
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株式会社ウッディーハウスの志摩さんは「アパレル×観光」によるまちづくりを目指されており、「地元愛を体現する場所」「スタッフの夢を実現する場所」に加え、「これから会社が成長していく上で象徴になり得る場所」としてこの「アティック」を開業したといい、最終的に「舞鶴市民に楽しんでもらえる、誇りに思える場所」に育んでいきたいと言われています。
この話を紹介させていただいたのは、ここにきて50歳代から30歳代で投資して新しい舞鶴を作ろうという方が出てきているからであり、これからどのようになっていくのか楽しみにしているところです。
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劔菱さんも舞鶴に取り組んで十数年経ち、舞鶴の観光の振興、舞鶴市神崎地域の観光地域づくり、KITAMAEサイクルルートの実現のため、自宅のある枚方市と舞鶴市の二拠点居住をしたいとの夢を持っておられるとのお話で締めくくられました。