国交省、訪日外国人の移動データ(2018年版)を公開、最多は鉄道、移動量は4年間連続で拡大
(トラベルボイス 2020年3月31日)
https://www.travelvoice.jp/20200330-145808

2018年の訪日外国人の国内移動データ(FF-Data)を国土交通省が発表した。
いまさら2018年の移動データを公表されてもと思うが、移動データの可視化は、資料作成にに際し説得力を増す。
即時性のあるリアル情報が入手できるよう進化することを望みたい。

【ポイント】
国土交通省が、訪日外国人の国内移動データ(FF-Data、2018年分)を発表した。
都道府県間の流動量、利用交通機関、国籍などを把握できる。
2018年まで4年間の国内移動量は連続して増加。中国、台湾、韓国を合わせると全体の約6割を占めた。
交通機関は鉄道の利用が最多。次いでバスの移動が多かったという。

◆FF-Data(訪日外国人流動データ)について
近年、訪日外国人旅行者数が大幅に増加しており、観光施策の立案や旅行商品の企画を行うためには、訪日外国人も含めた旅客流動の実態を正確に捉えることが必要です。
今般、既存の統計調査で得られた情報の活用により、これまで秋期1週間に限って作成していた訪日外国人流動表を拡充し、訪日外国人の都道府県を越える国内流動に関して、四半期、年間での流動量の分析を行うことができるデータ(FF-Data:Flow of Foreigners-Data)を新たに作成しました。
また、訪問地、国籍、目的、利用交通機関等のクロス分析や周遊に関する分析を可能としました。
例えば、訪日外国人の一連の移動や利用交通機関等を定量的に分析することにより、観光戦略を立案する際に対象市場や効果的な連携先等の検討に役立ちます。

◆データの概要・利用上の注意等
 データの概要と利用例(PDF)
 http://www.mlit.go.jp/common/001290684.pdf
 FF-Data利用の手引き(PDF)
 http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/soukou/content/001334793.pdf
 リーフレット(PDF)
 http://www.mlit.go.jp/common/001290679.pdf