関空、国際貨物の取り扱いが急増 外資に魅力の24時間運営 和食ブーム、医薬規制緩和が追い風に
(産經新聞 10月12日)
http://www.sankei.com/west/news/141012/wst1410120024-n1.html

関空が物流でも好調なのは嬉しいかぎりです…
24時間空港の効果は大きい!

【ポイント】
・関西国際空港の国際線貨物の取扱量が急増している。11カ月連続の前年超えを記録。
・米物流大手フェデラルエクスプレスが今年4月、中継拠点(ハブ)を関空に置いた。処理能力は最大で毎時9千個。
 関空が一時的に受け入れ送り出す仮陸揚げ量は、4~6月の月間平均で前年同期比7割増の1万2700トンと急増。
・農産物の輸出は平成25年までの3年間で倍増した。関空はブドウの輸出全体の半分以上を担い、1割弱の成田を大きく引き離している。
 新関西国際空港会社が損害保険会社や金融機関、物流会社などと設立した協議会が、運送中の事故に備える保険の引き受け、資金調達、物流などで中小企業の食品輸出を支援する。
・関空は4年前に国内の空港で初めて医薬品専用定温庫を整備した。徹底した温度管理ができ、月当たり最大800トンの取り扱いが可能という。
 23年に「関西イノベーション国際戦略総合特区」となり、医薬品の輸入手続きが簡略化された。こうしたことから、関空での26年上期の医薬品輸出入額は、24年上期から12・8%増え3781億円になった。
・今年8月の関空の国際線貨物取扱量は、前年同月比14%増の5万8009トンと11カ月連続で前年を上回った。