6/21のWBSでも挙式しない婚姻が取り上げられておった。
『ナシ婚』というというらしいのじゃ!

株式会社みんなのウェディングという会社が、「ナシ婚 2013実態調査のレポート」というのを公開しておったので、紹介させてもらおう。

2012年の婚姻件数はおよそ約67万組(厚労省 2012年 人口動態統計)。年間結婚式件数はおよそ35万組(経産省 2005年 サービス産業実態調査)、婚姻者の約半数近くが「ナシ婚」だそうじゃ。

「ナシ婚」となる理由(単一回答)は、“挙式・披露宴をする資金がない”“費用が高そう”“費用が高い”といった「経済的事情(20.3%)」「授かり婚(18.7%)」「セレモニー的行為が嫌(18.4%)」が三大理由というのじゃ。
「ナシ婚」となる理由(複数回答)は、「ほかにお金を使いたいから(36.4%)」「見積ってはいないが高そうだから(35.4%)」「セレモニーが嫌(35.4%)」という結果になっておるという。

「挙式・披露宴以外にお金を使いたい」と回答したものは、「貯金(57.4%)」「生活費(55.7%)」 「新生活準備(50.4%)」に使うという節約・現実的志向と、「新婚旅行(47.8%)」といった、自分たちが価値あると感じるものにお金をまわす傾向が強いようじゃ。

「ナシ婚」であっても、挙式・披露宴に代わるものとして、入籍以外に6割の方が「身内だけの食事会」 「結婚指輪の購入」を行っているらしい。
また、「今後結婚式を行う予定はありますか?」に、37.7%の方が「(具体的な予定はないが)将来的にあるかもしれない」と思っているようじゃ。
番組でも、出産し、家族の理解を得られる時期になったから、挙式するという姿が映し出されておったが、
やはりお祝いしてもらいたいのが、やはり人情じゃろうて…
披露宴・披露パーティをあげた方は、「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」73.6%(10年:68.6%)というのじゃ。親としてはアッパレな子供達といったところじゃろう。

最近は、プロポーズを演出するカップルも多いようだ。NHK番組『サキどり』では、宝石店がプロポーズの演出サービスをしている様子が映し出されていたが、レストランで演出がされる話も、別の番組で紹介しておったようじゃ。

福井県若狭町梅丈岳の山頂の公園に全国屈指のプロポーズスポットがあるらしい。カップルが誓いをたてるため南京錠の鍵をかけるスポットだというのじゃ。
石川県輪島市には「せっぷんとんねる」というプロポーズスポットがあるという。200年以上前に人の手で掘られたトンネルじゃが、「こっちから見てもあっちから見ても絶対見えん場所1か所あるので、トンネルの中で接吻しやすい」というのじゃ。
商魂たくましい面もあるにはあるが、可愛いものではないか…

このような仕掛けだけで、カップルが仕合せになり、地元が潤うのだとすれば、おおいに活用すればよい。
歴史は過去のものだけではなく、未来に残していく歴史もあるものじゃ。
そのためには何らかのストーリーがなければならんとおもうかの。

http://www.mwed.co.jp/press/release/20130625130012