『インバウンドサミット2021』 〜日本のインバウンドは終わったのか? エンディング

(インバウンドサミット 2021年6月19日)
エンディング 青木 優
https://www.youtube.com/watch?v=wIw9KTD98Mg&t=17s
https://note.com/masaru_hoshino/n/n1015ad174722?magazine_key=m81805e993982

【ホッシーのつぶやき】
『インバウンドサミット2021』は、6月19日、登壇者105名、参加者3600名という途方もない規模で開催され無事に終了しました。Noteへの書き起こしを提案したのですが、音声が聞き取れなかったり、言葉や内容が理解できないものをネットで調べたり、読みやすい表現に直したりして、思いのほか苦戦しました。6ヶ月かかりましたが、今年最後のオンライン忘年会前に全セッションを書き上げることができてホッとしております。
 これから自分なりの学びを整理したいと思いますが、多様なご意見に学ぶ点が多かったと思います。

 二次利用も、サミットの趣旨を理解したうえで、ご自由にお使いください。せっかくの財産です。有効にお使いいただくようにお願いいたします。

Noteマガジン(31個の記事)
https://note.com/masaru_hoshino/m/m81805e993982

 皆さんお疲れさまでした。本当にいろんなセッションがあって面白いものばかりでした。これはオープニングを“ウラレコ”していただいたものですが、こちらもチェックしていただければと思います。

 最後に2つほど印象に残ったことをお伝えしたいと思っています。最初はパネルディスカッションにあったテーマの一つです。日本のインバウンドの課題、世界から日本が選ばれるために必要なことの話の中で、アトキンソンさんは“15兆円作るための単価向上に向けた3つの施策”の話をされました。一つ目は、日本に最も合ったターゲットを選ぶということです。二つ目が既存商品をしっかり磨きあげる。三つ目は今の時代に合った新規商品を作っていくという話でした。
 旅行者の増加に関しては、ビザの緩和など必要なことを実施すれば実現しうるが、難しいのは「価値を上げ適正化していくところ」だと言われたことが、今回の中で一番勉強になったことです。
 もう1点は「観光は総力戦である」ということです。今回、数多くのセッションがありましたが、インバウンド観光は本当に裾野が広いということです。また旅行者からすると観光で関わる場所ってほんと多い。空港から、鉄道インフラ、ホテル、食事処、体験、そして日本に対するイメージ、漫画やアニメ、映画のソフトコンテンツなど様々なものが日本の観光を作っていると言うことです。決して一社だけではなく、一つの地域だけでなく、力を合わせていくことが、今後の日本のインバウンドを盛り上げていく上で重要だと感じました。
 インバウンドサミットを聴いていただいた方々のプロフィールを見ても素晴らしい方がたくさん聞いてくださっていました。今後のインバウンドを盛り上げていく上でも、さらにいろいろな方とつながりあっていきたいと思っています。

最後に弊社の紹介と、お願いをさせていただきます。
① MATCHAとJapan Tomorrowついてのご紹介
② FBグループへの参加のお願い
③ アーカイブ映像(YouTubeチャンネル)がどこにあるのか
④ SNSの情報発信
⑤ アンケートのお願い

 MATCHAという会社は、8年前に設立した訪日向けメディアを運営している会社です。10言語で日本の魅力を世界に発信するという取り組みをしています。コロナでアクセスがガクンと落ちてしまったのですが、急激に戻り始めています。今後も、日本の魅力を世界に発信していけたらと思っています。

 2つ目は、昨年の10月に立ち上げた越境クラウドファンディング「Japan Tomorrow」です。4言語で日本の魅力を世界に届けながら、海外のクラウドファンディングを運営しています。今回ご登壇いただいた熊野古道の多田さんにもご協力を頂き「熊野古道の保全に関するプロジェクト」を立ち上げることができ、300万円以上集めることができました。
 今、コロナで海外の人は来れないけれど、世界中の人に「また日本に行きたい」と思っていただき、地域の方や事業者の方に、自分たちの情報があったり、商品を世界に届けけたいと思いプラットフォームを運営していますので、ご関心がある方がいらっしゃいましたらご連絡頂けたらと思います。

 ここからはお願いです。
 このインバウンドサミットはFacebookグループから始まりました。「今だからこそできるインバウンド観光対策」というグループを去年5月から運営しています。毎週、オンラインでの勉強会を開催しており、合計50回近くになっていますが、このグループがきっかけで昨年のインバウンドサミット、そして今回のサミットにつながっています。今後も、さまざまな業界の方とインバウンドを盛り上げていく上で、知見を共有しあい、学び合い、また連携しあうことが必要だと思っていますので、ぜひfacebookグループにご参加いただけたらと思っています。

 アーカイブ映像も youtube チャンネル「今だからこそできるインバウンド観光対策」に後日格納していく予定です。セッション毎に映像を編集して掲載するので、楽しみにお待ちいただけたらと思います。
https://www.youtube.com/hashtag/インバウンドサミット

 4つ目、SNSでの情報発信です。本当に多くの方がtwitterでインバウンドサミットのことを呟いていただきました。おかげさまでセッションで聞き逃した内容やよく理解できなかったことも、twitterでいろんな方がまとめてくださったので、理解することができました。まだお会いしたことない方も、基調講演からパネル、セッションまでまとめてくださっています。皆さまも感想等を呟いていただけたら嬉しいです。
 5つ目、後ほどアンケートをお送りいたしますのでお答えいただくようお願いします。前回も500名近くの方にアンケートにお答えいただき、その内容を踏まえて今回があるのですが、次回以降もブラッシュアップしていきたいと思っていますのでよろしくお願い致します。

 最後になりますが、改めてこのインバウンドサミットにご参加いただきありがとうございました。総勢105名の登壇者、運営メンバーなどいろいろな方によってこのサミットは成り立っています。改めて感謝いたします。ありがとうございました。