「関西空港」や「ホテル日航関西空港」が、イスラム圏からの観光客、モスレムの皆さん向けサービスに力を入れているそうです。モスレムの皆さんは全世界に14億人、インドネシアには2億人と言われており、モスレムの皆さんを迎え入れる立場として当然の成り行きだと思います。

モスレムの皆さんは、1日5回礼拝(旅行中は3回ともいう)するので、礼拝所は欠かせないインフラになります。アラブ世界の幹線道路にトイレは無くても、小さなモスクが道路際にいくつもあるといいます。いかに必要とされているかが分かります。そして礼拝所の傍には必ず手や足を洗う場所があるそうです。手足を清らかにしないと礼拝所に入れないからです。
記事には、「ホテル日航関西空港」がイスラム教の聖地メッカの方向を示す「キブラシール」を全室に貼るのは日本初と書かれていました。また、礼拝時に必要なマットや女性用の服「ムクナ」の貸し出しも行っているそうです。礼拝施設は、「関西空港」にも1ヶ所、「りんくうプレミアム・アウトレット」も2部屋設置しているそうです。

円安や、渡航手続きの簡略化などから、東南アジアのモスレムの方が増えているので、素晴らしい取り組みだと思います。今年、訪日外国人1000万人を確保するためにも、モスレムの方へのおもてなしを大切にしてほしいものだ。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20131009-OYT8T00081.htm