【データ】コロナ禍における生活意識と行動に関する実態調査
(観光経済新聞 2020年12月18日)
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【ポイント】
日本は、人口減少、少子高齢化の影響を受け、さらにコロナ禍により、感染防止に向けた生活行動でも変化しているようです。
自宅を「リフォームせずに住み続けたい」が52%、「リフォームして住み続けたい」が23%で、リフォームする理由は「快適に過ごしたい」が41%です。
コロナ禍のなか「水まわりで除菌、節水」に関するものが上位だといいます。

【 内 容 】
TOTO株式会社は、コロナ禍による生活者の住宅への意識や生活行動の変化、リフォーム意向を水まわり(トイレ、洗面所、浴室、キッチン)を中心に把握するため2020年8月に「コロナ禍における生活意識と行動に関する実態調査」を実施し、その結果をまとめました。

<調査背景>
今後、日本では人口減少、単身世帯増加、少子高齢化等への社会変化が見込まれ、生活者の住宅への意識や生活行動にも変化が起こると思われます。TOTOでは、これらの変化の定量的把握を目的とした、住宅全体及び水まわりに関する生活者調査を定期的に実施しています。特に今年は、新型コロナウイルス感染症の流行による、お客様の生活意識や行動の変化を把握し、今後の住宅設備商品の開発に活かしていきたいと考えています。
<主な調査結果>
■リフォーム意向
・コロナ禍を経験した、今後の住まいへの意向は「今の自宅をリフォームして住み続けたい」人が4人に1人。
・「今の自宅をリフォームして住み続けたい」人のうち、“水まわり”のリフォーム意向が高くなった人が多い。
・“水まわり“で欲しい設備は自動、除菌、節水に関するものが上位。
■意識・困りごと
・自宅を「リラックスできる空間」「安全・安心を確保できる空間」「衛生的な空間」にしたい人が多い。
・困りごとは「光熱費がかかる」「掃除が大変」「衛生面が気になる」人が多い。
■行動の変化
・コロナ禍により自宅で過ごす時間が増え“水まわり”では特に洗面所での行動が増えた人が多い。
・キッチン、トイレ、洗面所では掃除や片付け頻度が増えた人が多い。
・トイレ、キッチンでは除菌をしている人が多い。