【データ】コロナ禍のGWの過ごし方や旅行に関するアンケート調査 旅工房調べ
(観光経済新聞 2021年4月22日)
https://www.kankokeizai.com/【データ】コロナ禍のgwの過ごし方や旅行に関する/

【ポイント】
新型コロナの影響により、今年のGWは「自宅で過ごす」79%で、「旅行」や「帰省」が減少し、2019年と2021年を比較するとその差は顕著だ。
旅行に行きたいと「思う」「少し思う」が56%あるも、「思わない」「あまり思わない」も44%と高い。今は、「コロナ感染から家族を守る」の意識が強く働いているようだ!

【 内 容 】
オーダーメイドの旅を提供するトラベル・コンシェルジュ・カンパニー、株式会社旅工房(東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:高山 泰仁、以下「旅工房」)は、2021年4月5日(月)~6日(火)の2日間、「コロナ禍のゴールデンウィーク(以下、GW)の過ごし方や旅行に関するアンケート」をWEBアンケート方式で実施しました。

■調査結果トピックス
新型コロナウイルスの影響により、GWの過ごし方や考え方が変わった方が64.5%。
今年のGWは自宅で過ごす方が約8割。新型コロナ前との比較でも、「旅行(日帰り・宿泊)」や「帰省」が減少し、「自宅」が大幅に増加。新型コロナ前と同様に、約7割が家族と過ごすも、密を避けてか「友人と過ごす」が減少し「一人で過ごす」が増加。
新型コロナ前<2019年>(以下、新型コロナ前)と新型コロナ感染拡大後<2020年・2021年>(以下、新型コロナ感染拡大後)で、GWの過ごし方や考え方について変わったかどうかについて質問したところ、「変わった」が42.0%、「少し変わった」が22.5%という結果になりました。「変わった」と「少し変わった」を含めると64.5%となり、過ごし方が変わったと考えている方が6割以上を占める結果となっています。

また、新型コロナ前のGWの過ごし方について質問したところ、「自宅」が最も多く63.2%、次いで「近場(公園や買い物・外食など)」が32.8%という結果になりました。新型コロナ感染拡大後についても同様の質問をしたところ、「自宅」が最も多く79.2%、次いで「近場(公園や買い物・外食など)」が33.7%という結果となり、新型コロナ前も新型コロナ感染拡大後も、自宅や近場で過ごすという回答が多くを占めています。
GWの過ごし方について、新型コロナ前と新型コロナ感染拡大後を比較したところ、「自宅」が24.9ポイント増、「近場(公園や買い物・外食など)」が4.7ポイント増となり、自宅で過ごす方が1.4倍に増加しました。
一方で、外出するという方は大きく減少しており、「日帰り旅行」は16.5ポイント減、「国内旅行(宿泊)」は9.4ポイント減、「帰省」は6.4ポイント減という結果となっています。

具体的にどのように過ごすか(どこで過ごすか)という質問でも、「自宅」が85.1%と圧倒的に多い回答となりました。「自宅」は新型コロナ前との比較でも18.6ポイント増加し、「公園」以外は全て減少する結果となっており、自宅で過ごす傾向が顕著に表れる結果となっています。

この他、GWを誰と過ごすかという質問には、新型コロナ前と新型コロナ感染拡大後ともに「家族」が約7割を占める結果となりました。新型コロナ前と新型コロナ感染拡大後の比較では、「一人」が6.1ポイント増加し、「友人」が4.4ポイント減少しています。
旅行に「行きたいと思う」が5割を超えるも、4割以上が「行きたいと思わない」と回答。
今年のGWでも、依然として旅行に対して慎重な姿勢がうかがえました。

「新型コロナがなければGWに旅行(宿泊)に行きたいと思いますか?」と質問したところ、「思う」が34.4%、「少し思う」が21.5%と、旅行に行きたい意向を持つ方が半数を超える(55.9%)結果となりました。
その一方で、「思わない」「あまり思わない」と回答した方が4割以上(44.0%)を占めており、旅行に対して慎重な考えを持つ方も多いことがうかがえました。

旅行に行きたくない理由について質問したところ、「新型コロナへの感染や感染させてしまうことが心配だから」が36.7%という結果となっており、今回のGWにおいても新型コロナの感染を懸念していることがうかがえました。

【調査概要】
・調査名  :コロナ禍のゴールデンウィークの過ごし方や旅行に関するアンケート
・調査方法 :WEBアンケート方式で実施
・調査対象:全国の20代以上の男女
・有効回答数:600名
・調査実施日:2021年4月5日(月)~6日(火)の2日間
・実施:株式会社旅工房