【データ】シニア世代の購買動向調査
(トラベルボイス 2022年2月14日)
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【ホッシーのつぶやき】
シニア世代は購買力が高いといいます。人口が多いだけのような気もしますが… お金を持っている人は豊かな生活なのでしょうね。
シニアのメディア調査では、新聞の閲覧数が他世代と比較して10〜20ポイント多いようです。またwebサイト、SNS、ブログの閲覧数も高い。ただPCが多く、これはスマホの保有率ではなく、文字が小さいなど操作性にあると思っています。

【 内 容 】
マクロミルは「シニア世代の購買動向調査」の結果を発表した。

<トピックス>
• シニア世代、非常に高い購買力が明らかに
• 平日SNS利用率が高く、工夫好きで周りと比べないシニア価値観
• 健康意識の高低によって商品の購買傾向の違いが判明

1.シニア世代、非常に高い購買力が明らかに
●非常に高い購買力を持つシニア世代
今回のシニア世代の分析では、62歳~70歳をポスト団塊世代、71歳~76歳を団塊世代と定義しました(いずれも 2021年時点) 。まず、シニア世代の支出金額規模(100人あたり金額)を見てみると、全体よりも1,000万以上高くなっています。また、団塊世代は1年間の購買頻度が315.6回と頻度が高く、ポスト団塊世代はまとめ買い数量が6.3点、一回あたりの購買金額は1,274円と最も高くなっています。全体的にシニア世代の購買力が非常に高いことが分かります。

2.平日SNS利用率が高く、工夫好きで周りと比べないシニア価値観
●平日の利用メディア:テレビ、新聞、 PCによるWebサイト・SNS閲覧が全体より10%以上も高い
続いて、消費者購買履歴データと意識・価値観のデータを同一個人で結んだシングルソースデータ「QPR-SCAPE」を使って見ていきます。シニア世代の平日の利用メディアは、テレビ、新聞、PCによるWebサイト・SNS閲覧がいずれも他世代と比較し高くなっており、全体とは+10%もの差が出ています 。また、携帯やスマホ等によるWebサイト・SNS閲覧も、全体と比較して割合は低いものの、5割以上が利用しています。シニア世代にも、WebサイトやSNSはメディア戦略の選択肢として有効と言えそうです。

●価値観:工夫好きで周りを比較せずに生活
シニア世代の価値観を見てみると「何事もちょっとした工夫をすることが好き」と回答した人が約62%で、全体よりも約10%高くなっています。また、「周囲と比較し、自分が浮いていないか気になる」の数値は、団塊世代が8.7%、ポスト団塊世代が14.8%と、全体と比較し10%以上低い結果となり、周りと比較せずに生活をしていることがわかります。

3.健康意識の高低によって商品の購買傾向の違いが判明
●健康意識の高低によって商品の購買傾向にも違いが
シニア世代(団塊世代・ポスト団塊世代)と健康意識(高・低)を掛け合わせて購買分析をしたところ、団塊世代で健康意識が高いタイプは機能性ヨーグルトなどを購入し、ポスト団塊世代で健康意識が低いタイプはお酒を好んで購入しています。シニア世代の中でも健康意識によって購買傾向が異なることがわかります。

・団塊世代×健康意識 高 (n=60 )※上位3位のみ抜粋

・ポスト団塊世代×健康意識 低 (n=1,132 )※上位3位のみ抜粋

■分析仕様
<QPR/消費者購買履歴データ>
データソース :QPR(パネルスキャン型購買データ)
分析対象者 :15~60代(一部70代含む)の人口構成比に合わせた男女個人
対象カテゴリー :JICFS食品+日用品
調査地域 :全国(沖縄除く)
有効モニタ数 :全体 26,870・団塊世代 400・ポスト団塊世代 4,961
集計期間 :2020年1月1日(水)~ 2020年12月31日(木)

<QPR-SCAPE/QPRモニタに対する意識調査>
データソース :QPR-SCAPE_21年度データ(QPRモニタに対する意識調査)
調査対象 :マクロミルQPRモニタ
調査地域 :全国
調査方法 :インターネットリサーチ
調査時期 :2021年6月11日(金)~ 2021年7月11日(日)