テレワーク人口の増加傾向続く、2021年度は27%、首都圏は42%、感染終息後の継続意向は84%
(トラベルボイス 2022年4月4日)
https://www.travelvoice.jp/20220404-150934

【ホッシーのつぶやき】
2021年度の雇用型テレワーカーは27%と、2020年度より4ポイント増加しており、感染収束後も84%が継続意向だという。「通勤時間の有効活用」(約43%)が理由だ。
通勤時間が長いほどテレワーカー割合が高く、首都圏で43%と6割増加している。
リアル接触が無くなることはないだろうが、テレワークには新しいコミュニケーションの手法が必要になる。

【 内 容 】
国土交通省が毎年実施している「テレワーク人口実態調査」によると、2021年度の雇用型テレワーカーの割合は、新型コロナウイルス対策として急増した昨年度と比べて、さらに約4ポイント増加し27.0%になったことがわかった。どの地域も昨年度に引き続き上昇し、特に首都圏では大幅に上昇し、42.3%となった。

今後については、約89%が継続意向があり、その理由は「新型コロナウイルス感染症対策として」が約49%で最大となった。また、感染収束後についても、約84%が継続意向。理由は「通勤時間の有効活用」(約43%)が最も多く、「通勤の負担軽減」(約30%)が続いた。

また、テレワーク継続意向ある雇用型テレワーカーのうち、主にテレワークを実施したい場所は、最大が自宅で約84%、次いで共同利用型オフィスなどが約9%となった。

首都圏と地方都市圏における通勤時間別テレワーカーの割合を比較すると、両地域とも通勤時間30分未満のテレワーカー割合は低く、地域差は相対的に小さい。また、通勤時間が長いほどテレワーカーの割合が高く、首都圏でテレワーカー割合が高くなった。

テレワークと企業規模との関係では、企業規模が大きくなるほどテレワーカーの割合が高い傾向にあり、企業規模が大きいほど昨年度からの上昇幅も大きくなった。