アメリカの旅行雑誌「トラベル+レジャー」から

2014年、世界の「観光都市」(World’s Best Cities)ランキングのトップは京都市がランクインと発表がありました。

2012年の第9位、2013年の第5位からの大幅のランクアップです。

1995年からのランキング開始以来、初の第1位ですとあります。

順位は下記のとおりですが、2013年と比較しても大幅に変わっています。

読者層が1000万円前後の中高年ということで政情安定も大きな要素になっているようです。

今、「和食」をはじめ「日本ブーム」を迎えており、観光都市ランキングが上昇していることは間違いないですが、他の調査結果を見ても、日本が「観光都市」1位と浮かれてばかりいられないと思います。

この千歳一隅のチャンス! 日本の”おもてなし”に磨きをかけて不動の地位を築くようにしてほしいものです。

調査結果

1位 (5) 京都

2位 (7) アメリカのサウスカロライナ州にあるチャールストン

3位 (3) イタリアのトスカーナ州の州都であるフィレンツェ(フローレンス)

4位 (-) シェムリアップ(カンボジア)

5位 (5) ローマ(イタリア)

6位 (2) イスタンブール(トルコ)

7位 (-) セビリア(スペイン)

8位 (8) バルセロナ(スペイン)

9位 (-) メキシコ・シティ(メキシコ)

10位 (-) ニューオーリンズ(アメリカ・ルイジアナ州)

昨年第1位だったタイの首都・バンコクは長期化する政情不安の影響のためか、ランク外に。

一方、アンコールワットの観光拠点となるシェムリアップが第4位にランクインしている。

2013年の順位は

1位 バンコク(タイ) 90.40 (4年連続)

2位 イスタンブール(トルコ) 89.96

3位 フィレンツェ(イタリア) 89.84

4位 ケープタウン(南アフリカ) 89.57

5位 京都(日本) 89.31

6位 ローマ(イタリア) 89.09

7位 チャールストン(アメリカ) 88.65

8位 バルセロナ(スペイン) 88.45

9位 パリ(フランス) 88.35

10位 チェンマイ(タイ) 88.15

アメリカの月刊旅行雑誌「トラベル+レジャー」(T+L):Travel+Leisure)は、北米の富裕層を中心に月刊約100万部発行する人気旅行雑誌です。

主な読者層は年収1000万円前後の中高年で、アメリカのみならず、世界的に定評のある高級旅行誌。世界で最も影響力がある旅行雑誌の一つと言われていますとあります。