日本グルメの真骨頂は、各地に存在する「郷土料理」にある!=中国メディア(Searchina   2019年11月5日)
http://news.searchina.net/id/1684049?page=1

中国人観光客も地方を目指す人が増えてきたゆえに、日本の郷土料理を紹介する記事が中国メディアに掲載されている。日本は地域ごとに気候風土が違い取れる作物の異なる。料理法も異なるので魅力ある郷土料理が生まれる。現地に行かないと食べられない郷土料理として、地方を訪問する人が増えてほしいものだ。

【ポイント】中国メディア・東方網は、日本のグルメの魅力は、気候風土に合わせて育まれてきた郷土料理にあるとする記事を掲載した。

郷土料理とは、日本の各地で日常的に食べられている料理であるとしたうえで、全国各地を代表するおいしい郷土料理を紹介した。
北海道の郷土料理として、秋鮭を野菜と一緒に味噌で蒸し焼きした「ちゃんちゃん焼き」を挙げ、おいしいだけでなく栄養も豊富と伝えた。青森県のB級グルメとして、特製せんべいを味噌汁の中に割り入れる「せんべい汁」を紹介。非常にシンプルで豪快な作り方ながら、その食感と味は最高だとした。
鮭のだしで炊き込んだご飯に鮭の身といくらを乗せた宮城の「はらこ飯」たらこと根菜やこんにゃくなどを甘辛く炊き上げた秋田の「ほろほろ」も東北地方の郷土料理として伝えた。

東京の郷土料理として、「漁師めし」として親しまれた、味噌で煮たあさりと野菜をどんぶり飯の上に乗せる「深川丼」を紹介。薄く切った鴨肉や鶏肉に片栗粉をまぶし、生麩と一緒に煮込んだ石川の「治部煮」三重の「かつおの手こね寿司」、鹿児島の「さつま汁」、沖縄の「ゴーヤチャンプルー」をそれぞれの郷土料理として挙げている。

郷土料理は、現地の気候風土の上に成り立つ食べ物であり、現地に行かないと食べられないことが多い。中国人観光客も、大都市から地方に足を延ばす人も増えている。今後ますます特色あるグルメが中国人観光客の脚光を浴びることだろう。