日本式おもてなしよりも大切なもの
(日経ビジネスオンライン 1月9日)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20141226/275691/?n_cid=nbpnbo_mlt&rt=nocnt

中国人訪日観光客もいろいろなのだろう。
文化の違い、習慣の違いがまだまだあるのだろう。
これからも増えるであろう中国人訪日観光客への”おもてなし”を考えなくてはならない…

【ポイント】
・本当に厚かましいキャラを持っている中国人は、実はひと握りだけです。
 日本が好きで旅行に来るような中国人は、むしろ繊細な人が多い。
 自分たちの振る舞いがどう見られるかを気にして、飛行機を降りた途端、緊張でコチコチになっている中国人も少なくない。
・日本企業も、中国人観光客向けのアプリをリリースしていますが、Wi-Fiにつなぐことができなければ使えない。
haiwan.comは、空港の到着口でお客さんを待ち構え、Wi-Fiにすぐにつないで、ぜひ当サイトへお越しくださいとアピールしている。
・中国人は地図を読むのが得意じゃない。
 そもそも地図が長いこと普及しておらず、地図を見るという習慣があまりありません。
 中国でタクシー運転手に地図を見せようとしても歓迎されない。住所と道路名を伝えるのが一般的です。
・旅館の女将をはじめとする従業員の接客には感動します。
 しかし、夕食は何時から何時まで、風呂は…朝食は…といまだ制限だらけです。
 諸外国でもこうした施設はあるが、1泊2万円3万円と高くなれば、こうしたサービスの自由度も高くなります。
・これまでの外国人観光客は日本文化に興味がある人が多かったから日本流に合わせてくれた。
 しかし年間2000万人、3000万人と増えてくると、こちらがもっと相手にピントを合わせる努力が求められる。