奈良県橿原市の久米寺で『練供養』が開催される!
厳かな音色とともに二十五菩薩がゆっくりと渡っていく…
5月3日(毎年)
久米寺を創建した聖徳太子の弟・来目皇子が7歳のとき目の病を患らい、
聖徳太子の勧めで三日三晩の治癒の願掛けを7回、合わせて21日間行ったところ、二十五菩薩に守られながら降りてきた薬師如来が見え、病気が治ったと伝えられていることから始まった「練供養」である。
護国道場から本堂までを現世と浄土を結ぶ約100mの架け橋(来迎橋)が渡され、ツツジが咲き誇るなか、厳かな音色とともに二十五菩薩がゆっくりと渡っていく。
田植えなど忙しくなる農繁期を迎える春の行事であり、「久米レンゾ」(久米会式)とも呼ばれている。
レンゾとは、奈良盆地の農業地域で春の一日を農休みの日と決め、村で楽しむ風習のことをいう。
この情報は、「あおによし」さまから頂戴いたしました。