大人がなりたい職業ランキング 2022
(サントリーNEWSリリース 2022年11月17日)
https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF1314.html

【ホッシーのつぶやき】
30代~60代の働く男女に「今なれるとしたら、なりたい職業」を聞いたところ、1位「医師」6.6%、2位「社長・起業家」4.3%、3位「パイロット」3.5%だったそうです。そして理由の1位は「やりがい」49.6%です。
やはり「人を助けたい、人の役に立ちたい」「夢を実現したい」という人が多いようです。
私のようなシニアでも「社会の役に立ちたい」と思っているので、納得の調査です。

【 調査内容の抜粋 】
サントリー食品インターナショナル(株)は、1992年に発売した“働く人の相棒”「BOSS」の30周年を記念して、30代~60代の働く男女を対象とした「大人がなりたい職業調査」を行いました。

調査概要
■実施時期:2022年10月14日(金)~10月19日(水)
■調査手法:インターネット調査
■調査対象:30代~60代の働く男女1,500人(人口構成比および有職者構成比で割り付け)
■調査委託先:マクロミル★構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

〈働く人の相棒「BOSS」発売30周年 働く人の意識調査〉
●今、なりたい職業ランキング、1位「医師」、4位に「看護師」がランクイン。コロナ禍で医療職への注目が集まったことが考えられる。「人を助けたい、人の役に立ちたい」という想いが表れている。
●今なりたい職業を選んだ理由の1位は「やりがい」。給与や待遇面、仕事の将来性よりも、「やりがい」が重要視されている。
●「働く上で大切にしていること」は「やりがい」「ワークライフバランス」「人とのつながり」など。多様な価値観が表れている。

30代~60代の働く大人に聞いた職業ランキング

〈働く大人たちが、子どもの頃になりたかった職業〉
■今の大人が子どもの頃になりたかった職業TOP3
1位「野球選手」、2位「保育士・幼稚園教師」、3位「教師・教員・講師」
30代〜60代の働く大人1,500人を対象に、職業に関する調査を行いました。まず、子どもの頃になりたい職業があったかと聞くと、4人に3人が「なりたい職業があった」(75.3%)と答えました[図1]。
なりたかった職業を具体的に聞くと、1位「野球選手」(7.7%)、2位「保育士・幼稚園教師」(7.3%)、3位「教師・教員・講師」(6.8%)、4位「警察官」(4.9%)、5位「パイロット」(4.8%)の順となりました[図2-1]。
なりたいと思った理由を聞くと、「好きなことだったから」(37.3%)、「かっこいいと思ったから」(35.8%)が上位に挙げられました[図2-2]。好きな仕事に真っすぐに向き合う、夢や憧れがストレートに感じられます。

■子どもの頃になりたかった職業になれた大人は6.5%
1位「保育士・幼稚園教師」、2位「教師・教員・講師」「看護師」、4位「会社員」
次に、いま現在、子どもの頃になりたかった職業になったかと聞くと、「なった」6.5%、「近しい職業になった」4.2%となり、ほぼ9割が「ならなかった」(89.3%)と答えています[図3-1]。なりたかった職業になったと答えた73人に現在の職業を聞くと、「保育士・幼稚園教師」(15.1%)、「教師・教員・講師」「看護師」(同率13.7%)、「会社員」(9.6%)、「美容師・理容師」(8.2%)の順となりました[図3-2]。少数ながらも、子どもの頃になりたかった職業を実現している大人たちがいます。

〈働く大人たちが、今なりたい職業〉
■キャリアや環境・条件に左右されずどんな職業にでもなれるとしたら、7割が「チャレンジしたい」
大人になった今、どんな職業にでもなれるとしたら、現在とは別の職業にチャレンジしたいか聞きました。性別や年齢、職業・キャリア、スキル、経済状況、家族構成・人間関係、居住地などの諸条件を一切考慮せずに、答えてもらいました。すると、全体の72.1%が「新しい職業にチャレンジしたい」と答え、男性(69.0%)より女性(75.8%)の意向が高く、中でも30代(80.5%)と50代(79.2%)の女性のチャレンジ意向が8割と高くなっています[図4]。

■働く大人が今なりたい職業TOP3
第1位「医師」、第2位「社長・起業家」、第3位「パイロット」。なりたい理由は第1位は「やりがい」
チャレンジしたい職業があると答えた1,081人に、具体的になりたい職業を聞くと、1位「医師」(6.6%)、2位「社長・起業家」(4.3%)、3位「パイロット」(3.5%)の順となりました[図5]。なりたい理由を聞くと、医師は「人を助けたい」「社会の役に立ちたい」が多く、新型コロナという世界的なパンデミックを経験し、社会の役に立ちたいという意識がより強くなっているようです。また、社長・起業家になりたい理由は「自分の力を試してみたい」、パイロットは「憧れ」「子どもの頃からなりたかった」という声が多く寄せられました。また、なりたい職業を選んだ理由を選択肢の中から答えてもらうと、「やりがい」(49.6%)がいちばんの理由となりました[図6]。大人の純粋な職業選択は、「やりがい」がいちばんの動機となるようです。

■子どもの頃になりたかった職業と今なりたい職業、9割が違う職業を選択
子どもの頃になりたかった職業(図2-1)と、大人になった今なりたい職業(図5)の各個人での変化を調べ、全体(1,500人)の中での割合を見てみました。すると、両者が変わらない人は8.1%と少なく、全体の91.9%は、子どもの頃になりたかった職業ではなく、新たな職業を選んでいます[図8]。
子どもの頃は「好き」「かっこいい」が職業選択の動機でしたが、大人になると「やりがい」が大きくなり、なりたい職業も大きく変わっていくようです。

〈働く大人の職業選択は「やりがい」が決め手に〉
■生まれ変わって同じ職業になりたい人もなりたくない人も、理由は「やりがい」の充実にアリ!
新しい職業が誕生し、多様な働き方が選択できる現在。もし生まれ変わるとしたら、現在と同じ職業になりたいと思うかと聞くと、3割は「なりたい」(31.3%)、7割は「なりたくない」(68.7%)と答えました[図13]。同じ職業になりたいと答えた人にその理由を聞くと、「やりがいがあるから」「うまくいくとうれしい」など、今の職業にやりがいを感じているので、同じ職業になりたい、という意見が多く挙げられました。一方、今と同じ職業にはなりたくないと答えた人は、その理由として、「もっと勉強しておけばよかった」といった後悔が大きく、次のチャンスがあれば「興味のある仕事」や「好きなこと」をしたいなど、やはりやりがいを求めて他の職業を目指すという人が多くなっています。前述図6・図10の結果の通り、大人の職業選択において「やりがい」は外せない条件となっているようです。