6/30の『新・ルソンの壷』は、”主婦たちの繁盛物語 ~地域を生かして 地域を潤す~”じゃった。(5/12の再放送)
う~ん! ここの”太巻き寿司”を食べてみたいものじゃ!
何といっても「美味しそう」じゃが、毎日1500本の太巻き寿司を食べるため、開店2時間前から並んでいるらしい… そこでしか買えない、そこでしか食べれないから、人を引きつけている。
元気なおばちゃん達にも合いたいものじゃ。
・・・・・・・5/15ブログの編集再掲・・・・・・・・・・
兵庫県多可町の「太巻き寿司」の話は、戸田町長からも直接お聞きしたことがあるが、「太巻き寿司」を買うために、大阪や京都からはるばる来ているらしい。それも見るまに売り切れるらしい。
『マイスター工房八千代』で作る「太巻き寿司」の人気の秘密は、具だくさんの中身と味。空気を含ませたご飯ののせかた、卵焼きへのこだわりじゃという。
30年前、何処のまちででも取り組んでいたような生活研究グループが、13年前に閉鎖した農協で”お店をやらないか”と言われ、挑戦したいと思い、始めたのがきっかけらしいのじゃ。
冠婚葬祭のたびに作ってきた地元で伝わる「巻き寿司」を商品化すれば売れると思ったそうじゃが、商品化しても売れず、ビッグサイズで具沢山の「太巻き寿司」に改良していった。
そして、売れるようにはなったものの、材料費がかさみ黒字にならなかったものを、食材の端材で、キュウリのジャムや、椎茸の茎を細かく刻んだコロッケ、高野豆腐ドーナツと、主婦の知識をいかし、黒字化していった。今では、「太巻き寿司」は1日1500本も売れて、年間1億7千万円(太巻き寿司だけで1億円)の売上げがあるというから驚きじゃ!
どこにもあった”地域の名産品作り”で、ここまで成功している事例は珍しいのじゃろう…
まあ、高知県馬路村のように超有名ブランドになった地域もあるがの…
地元のお米を年間50トンも使い、野菜も使うので、農家も喜んでおるという。
『マイスター工房八千代』は、平均年齢60歳の地元女性約30人の組合じゃという。
このおばちゃん力が、知恵を出し、切り開いてきたからだと藤原たか子施設長が語っておった。
ともかく、『働けて嬉しい』『遣り甲斐があります』『楽しい』などと言っているお年寄りの姿を見るのは嬉しいものじゃ。私も、まだまだ頑張らにゃなるまい!
「観光」も、昔からあるもの、地元のものを活用するのは当たり前じゃ。
そのためには、地元の良いものをよく調べておかなければなるまい。
しかし地元の人は”地元の良さに気がついてない”ことが多い。”よそ者”や”若者””バカ者”でなければ気がつかないことも多いのじゃ。
地元とよそ者が、さらにコラボしていかねばなるまいて。