旅行者向け口コミサイト「トリップアドバイザー」(2011年開始)が実施した『外国人に人気の日本の観光スポット』が公表されている。
「広島平和記念資料館」が2年連続1位になったようだ。
 
2013年のランキング
1位 「広島平和記念資料館」(広島) 星評価4.5 口コミ数515件
2位 「伏見稲荷大社」(京都) 星評価4.5 口コミ数971件
3位 「東大寺」(奈良) 星評価4.5 口コミ数400件
4位 「厳島神社」(広島) 星評価4.5 口コミ数419件
5位 「金閣寺」(京都) 星評価4.5 口コミ数1351件
6位 「清水寺」(京都) 星評価4.5 口コミ数1220件
7位 「地獄谷野猿公苑」(長野) 星評価4.5 口コミ数219件
8位 「新宿御苑」(東京) 星評価4.5 口コミ数418件
9位 「新勝寺(成田山)」(千葉) 星評価4.5 口コミ数246件
10位 「築地場外市場」(東京) 星評価4.5 口コミ数140件
 
星評価は全て4.5、口コミ数はバラバラ。何で順位が付いたのか分からないが、日本語以外の口コミを、星評価(5段階)の平均、口コミの投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムで集計し たものと書かれている。
 
「広島平和記念資料館」の外国人の入館者数は、96年度以降に増加傾向が強まり、10年度には18万1000人、東日本大震災の影響で落ち込むも、12年度には15万人に回復、8人に1人が外国人だという。
 
20年前、我家にホームスティーしていたニュージーランドの女高生も、日本で何処に行きたいか尋ねたとき「ヒロシマ」と答えて驚いたことがある。「広島平和記念資料館」に連れて行き、展示物を見せると泣き出すような顔で逃げ出したが… 
 
原爆の被害の恐ろしさを教えてもらっているのだろうが、実物を見て驚愕するようだ。やはり実物を見て知ってもらうことの大切さを感じる。
「広島平和記念資料館」を観光スポットというと怪訝な思いを持つ方もいるだろうが、原爆を正しく認識してもらうためにも、重要な観光スポットだと認識しなければならないと思う。
 
http://www.tripadvisor.jp/pages/InboundAttraction_2013.html