『将軍上洛の館「二条城」』の動画を掲載いたしました。

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「城」は、江戸初期には3千もあったといいます!大坂夏の陣(1615年)直後に、徳川幕府の「一国一城令」によって約170までに減少し、明治政府が「城郭の廃城令」を出し、約2/3が廃城となったそうです。太平洋戦争で大きな被害も被りましたが、戦後、城の歴史的価値は見直され、再建・復興が進められた歴史があります。 『二条城』は、徳川家康が1603年に京都守護のために造営しています。当初、五層の城郭があったというのには驚きです。現在の平城だったと思っていました。江戸初期は、まだ安定した知性の世ではなかったということなんでしょう。 「二条城」の本丸(重要文化財)と、豪壮な二之丸御殿(国宝)は建築物も見事ですが、二之丸御殿の障壁画や二の丸御殿庭園などは日本の財産だと思います。 この情報は、朝日放送の『歴史街道 〜ロマンへの扉〜』で放映されたものです。『歴史街道推進協議会』様のご好意で掲載させていただました。 (2003年12月) http://asokan.jp/report/001009.html