愛犬連れ旅行、コロナ収束後に強い意欲、移動や宿泊の少ない選択肢に課題か
(トラベルボイス 2022年5月27日)
https://www.travelvoice.jp/20220501-151084

【ホッシーのつぶやき】
アフターコロナに移行しつつある中、愛犬家たちもお出かけ・旅行への意識が高まっている。愛犬とのお出かけ・旅行意欲は「とても行きたい」75%、「行きたい」24%と非常に高っているようだ。
愛犬と泊まれるドッグラン施設の整った宿泊施設も増えつつあるが、旅行先の選択肢が限られている。移動手段も「自家用車を利用する」が84%と、どこでも自由に旅行できる環境にはないようだ。

【 内 容 】
ペットライフメディア「PETOKOTO MEDIA」などを展開するPETOKOTOが実施した「愛犬との旅行に関する意識調査」で、多くの飼い主が新型コロナ収束後の犬連れ旅行に強い意欲を示していることがわかった。調査は2022年4月9~15日に実施し、225名から回答を得た。
まず、2020年、2021年のGWに比べ、お出かけ・旅行への意識が変化しているかどうかを聞いたところ、「意欲も頻度も増している」は22%、「意欲は増しているが頻度は増えていない」が57%、「変わらず自粛している」が19%だった。

一方、コロナ収束後の愛犬とのお出かけ・旅行意欲は、「とても行きたい」が75%、「行きたい」が24%と非常に高く、需要の大きな伸びが予想される。ただ、計画する際の課題は依然として少なくない。「愛犬と旅行を検討する際、課題になることはありますか」との質問に対し、計画時にそもそもの選択肢が少ないことや、ペットとの移動・宿泊に伴う行動制限などが挙がった。

移動手段に関するアンケートの結果では、 84%が自家用車を利用すると回答。新幹線・電車などの公共交通機関を利用すると答えたのは16%にとどまり、愛犬の行動がなるべく制限されず、行動を共にできる移動手段を選択する飼い主が多いことがわかる。
今後の旅行について期待することでは、93%の飼い主が「ペットと泊まれる宿泊先の選択肢が増えること」と回答。また、半数以上が「車以外の移動手段が増えること」を選択した。同社は「今後はペットが好きな人も苦手な人も尊重されながら、家族として行動をともにすることができる社会が期待される」などとコメントしている。