大阪市の”救急車の不搬送”が20.6%と、全国で突出しているそうです!

記事には「ゴキブリこわい」「寝込んだ客が起きない」で119番されることが書かれています。

しかし、これらは特殊な事例でしょう…

大阪市消防局によると、昨年1年間に救急隊の出動件数は22万件。うち20.6%にあたる4万5千件が「不搬送」。

救急隊が現場に到着したのに、本人が搬送を拒否したケースが過半数の2万5千件。

結局、傷病者がいなかったケースが3515件。

一方、「いたずら」や誤報はわずか1325件で、全体の0.6%にすぎないとあります。

私は若い頃、大阪市消防局の消防指令システムの設計・保守の仕事をしていました。

そして、当時も救急搬送が急増しており、”病院のたらい回し”などの社会問題も引き起こしていました。

昭和60年当時の搬送件数が、1日300件、2013年は1日600件と倍増しています。

訪日外国人観光客から”日本は安全で安心”、病院や救急搬送体制も充実していることが

日本の評価を高める一つになっています。

救急車の乱用は、本当に救急車を必要としている人の生命を危険に去らす危険もあるので、

緊急事以外の利用は慎んでほしいものです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140521-00000110-san-soci