日本の「18歳」は過半数が海外生活に興味あり、 海外に興味ない理由は「日本の生活環境が良い」 ―日本財団意識調査
(トラベルボイス 2019年6月18日)
https://www.travelvoice.jp/20190618-132019

18歳の若者の意識調査で「海外で生活することに興味がある人」が52.8%だ。
また、半数に近い若者は「日本の生活に満足」しており、海外への興味がないという。
日本の生活に満足するのはそれで問題がないが、他国の異文化を知らないことは大きなマイナスになると思われる。
海外への関心を高めるためにどのようにすれば良いのだろうか。

【ポイント】
日本財団の「海外と日本」をテーマに18歳意識調査によると、過半数が海外生活に興味を持ち、「行ってみたい国・地域・場所がある」(50.6%)、「海外の文化が好き・関心がある」(50.2%)などを挙げた。
全国の17~19歳男女を対象にインターネットで実施。回答数は1000とした。

海外渡航経験者は全体で46.6%、行先はアジアが58.6%、北米が42.5%と続いた。
海外で生活することに興味がある人は52.8%。
一方、海外に興味がない人の理由は、「日本の生活環境が良いから」(46%)、「日本が好きだから」(41.1%)など、日本の生活に満足している傾向が高い。

海外で生活する手段は、「海外留学(ワーキング・ホリデーを含む)」61.1%、「海外で仕事をする」49.6%だった。
日本が世界に誇れるものについては、「アニメ・漫画などのサブカルチャー」(55.3%)。「和食」(54.6%)、「日本の景色・自然・四季」(50.4%)など、訪日外国人に人気の高いコンテンツも上位に挙がった。