日本の富裕層世帯は推計127万世帯、金融資産は約300兆円で2年間で1割増に ―野村総研
(トラベルボイス 2019年1月22日)
https://www.travelvoice.jp/20190122-123422

2017年の日本の超富裕層世帯(資産5億円以上)は8.4万世帯、富裕層世帯(資産1億円以上5億円未満)は
118.3万世帯だという。
資産3000万未満のマス層が4203.1万世帯。
その日の生活で精一杯の世帯が多いといわれる中で、一部の世帯に資産は偏っているようだ。

【ポイント】
野村総合研究所の推計によると、2017年の日本の富裕層世帯は126.7万世帯で、保有する純金融資産は合計299兆円。
世帯の純金融資産保有額が5億円以上の超富裕層は8.4万世帯(保有額84兆円)
1億円以上5億円未満の富裕層は118.3万世帯(215兆円)

富裕層以上の世帯数は2015年から約5万世帯増加。
富裕層以上の純金融資産総額は2015年と比較して9.9%増となっている。

2013年以降の景気拡大と株価上昇によって富裕層と純富裕層(純金融資産が5000万以上1億円未満)が資産を増やし、それぞれ富裕層・超富裕層に移行する傾向が継続したとみている。

この調査は、野村総研が国税庁や総務省、厚労省などの各種統計などをもとに2017年の純金融資産保有額別の世帯数と試算規模を推計したもの。