海外企業の直営ECサイトの利用経験は若年層ほど高く、10代は半数以上、知るきっかけは女性がインスタ、男性はニュース
(トラベルボイス 2020年4月8日)
https://www.travelvoice.jp/20200404-145523

海外企業の直営ECサイトを「利用したことがある」人は31%だといい、若年層ほど比率が高い。
海外のECサイトを知ったきっかけは、「インターネットニュース」30%、「友人・知人」22%、「インスタグラム」22%で、 男性は「インターネットニュース」、女性は「インスタグラム」が最も多かった。
海外ECを利用する理由は、「日本にはない商品がある」63%、「価格が安い」51%で、海外ECを利用する人は今後も増えると思われる。

【ポイント】
ECの利用経験者のうち、海外企業の直営ECサイトを「利用したことがある」人は30.5%、「知っているが、利用したことはない」人は37.2%という結果になった。
海外のECサイトを「利用したことがある」人は、10代が55.1%、以下、20代(43.3%)、30代(30.8%)、40代(23.1%)、50代(23.9%)、60代(21.1%)の順となった。

海外のECサイト利用経験者に「海外のECサイトを知ったきっかけ」を聞いたところ、「インターネットのニュース記事」(30.1%)、「友人・知人」(22.4%)、「インスタグラム」(21.9%)。
男女別に見ると、 男性は「インターネットのニュース記事」(37.4 %)、女性は「インスタグラム」(31.5%)が最も多かった。

海外ECを利用する理由は、「日本にはない商品がある」(63.3%)、「価格が安い」(50.5%)、「商品の種類が豊富にある」(34.2%)の順になった。

30代を除く全世代で「日本にはない商品がある」が最も多く(10代:51.9%、 20代:46.2%、30代:51.4%、40代:78.6%、50代:92.3%、60代80.8%)。30代は「価格が安い」(59.5%)だった。
40代以降は、「価格が安い」ことよりも「日本にはない商品がある」(40代:57.1%、50代:50.0%、60代:65.4%)が多かった。

海外のECサイトを利用した際のトラブル経験は、「予定よりも配送が遅くなった」(34.7%)、「商品の中身が思っていたものと違った」(31.1%)、「パッケージが汚れていた/ 破損していた」(24.5%)が続いた。
「商品が発送されなかった」(17.9%)にのぼる一方、「トラブルに遭遇したことはない」(25.0%)という結果になった。

ジャストシステムは、「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2020年1月度)」の結果を発表した。17歳~68歳の男女1100名が対象。