お正月はどう過ごす? 「帰省予定」が37.9%、感染症の状況やワクチン接種が影響
(やまとごころ 2021年10月20日)
https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/44467/

【ホッシーのつぶやき】
緊急事態宣言が解除されて外食や観光がブレークすると予想されていたが、それほどではないようだ。この帰省に関する調査では、昨年帰省したのは22%にとどまり、今年は帰省予定が38%と増加はしているが、まだコロナが収束していない空気感も感じる結果となった。
22日京都で1泊したが、三千院も浄瑠璃寺も閑散としていた。23日の18時頃のJR京都駅は人出が多いと感じたが、19時の大阪方面行きの新快速のはゆうゆうと座席に座れた。
観光が戻るのにはもう少し時間がかかるそうだ。

【 内 容 】
大晦日に放送される『第72回NHK紅白歌合戦』が2年ぶりに有観客で開催されるとの発表もあり、例年通りの年末年始が戻ってくる気配を感じる。そんな中、年末年始に帰省するかどうかのアンケートが実施され、37.9%の人が帰省を予定していることがわかった。今回のアンケート調査は株式会社NEXERが運営する日本トレンドリサーチによるもので、事前調査で「実家が別の都道府県にある」と回答した全国の男女700名を対象に10月3日から8日にかけて行われ、質問は5項目からなる。
まずは、例年の年末年始は帰省しているかについて尋ねた所、「毎年帰省している」と回答した人が15.3%、「帰省することが多い」が34.6%、「帰省しないことが多い」が23.9%、「毎年帰省していない」が26.3%だった。

続いて、昨年(2020年から2021年にかけて)の年末年始は帰省したかについての質問では、「帰省した」と回答したのは22.1%にとどまり、「帰省していない」が77.9%だった。

今年の年末年始の帰省の予定について、10月初旬の時点での考えを尋ねた所、今年は「帰省する予定」という回答が増え、37.9%だった。
「帰省する予定」と回答した理由としては、たとえば、「初孫ができたのと、コロナ次第だが現時点ではいけそうな気がするため(30代・女性)」「親も高齢で、2年以上帰省しないのは有り得ない。いくら緊急事態だろうが、親族が緊急事態になってからでは遅い(50代・男性)」「コロナワクチンが年内に家族みんな終わる予定だから(30代・女性)」など、新型コロナウイルスの影響がある程度落ち着いたとみる意見と、また、ワクチンを打ったからという意見が多く挙げられている。
一方で、「帰省の予定はない」と回答した理由としては、「コロナがまだ完全に落ち着いていないから。(60代・男性)」や「コロナで帰ってくるなと言われている。(50代・女性)」、「まだワクチンを接種し終わってないから。(30代・女性)」など、新型コロナウイルスが完全には収束していない事やワクチン接種をしていない事を理由に挙げている人が多かった。また、「年末年始以外の混まない時期に帰省する」との回答もあった。

最後に、例年の年末年始の集まり方と今年の集まり方の違いについて尋ねた所、「あまり大人数では集まらない。ワクチン接種済みの人のみと会う(40代・女性)」や「おそらく集まらないのではないかと思う。長時間の席というよりかは電話や玄関先でのあいさつ程度になると思う(20代・男性)」など、少人数に留まるという意見が多く、一方で、「昨年と異なり、たくさんの親族や友達を呼びたいと思う(50代・男性)」や「例年息子家族2家族が我が家に集まるが、昨年は来なかった。今年は集まる予定(70代・男性)」など、昨年会えなかった家族に今年は会うという意見も見られた。
緊急事態宣言も解除になり感染者数も減ってきていることから、“例年通り”の年末年始を期待する声が高まっているようだ。