訪日客の4割がスマホで「日本国内の航空券」を予約、計画外の買い物の理由は「日本人が買っていた」が3割超
(トラベルボイス 2019年5月15日)
https://www.travelvoice.jp/20190515-128927

訪日外国人の「観光」は、予約・決済ともにスマホの活用が進んでいる。
スマホで予約したのは、「日本国内の航空券」42.7%、「宿泊」25.2%、「体験・アクティビティ」24.4%で続いた。
スマホから「予約していない」は35.7%にとどまっており、訪日外国人の64.3%がスマホ予約していることになった。
ショッピングではディスプレイが重要になっている。「思ったより安かった」65.2%「自国では手に入らない」55.8%、「日本人が買っていた」37.1%が上位で、日本人の売れ筋商品に注目が集まっている。

【ポイント】
一般社団法人ジャパンツーリズム協会(JSTO)が、訪日外国人観光客を対象に行った調査で、スマートフォンから旅行予約を進めるデジタルトラベラーが増加していることが浮き彫りになった。

訪日外国人がスマートフォンで予約するのは、「日本国内の航空券」が42.7%でトップ。「宿泊」が25.2%、「体験・アクティビティ」が24.4%で続いた。
一方で、スマートフォンから「予約していない」が35.7%にとどまった。

買い物では「計画外の購買をした」理由として、半数以上が「思ったより安かった」「自国では手に入らない」と回答。
「日本人が買っていた」「店頭の展示・説明内容が良かった」も3割を超えており、日本人の売れ筋商品を効果的にディスプレイする手法が有効であるとうかがえる。
買い物の際に困ったこととしては、「スタッフが話そうとしたがスキル不足」が42.4%、「多言語で書かれているが情報が少ない」が29%に上り、これまで以上の質が求められていることがわかった。