アジア7カ国において訪日旅行に欠かせない鉄道パスは?旅マエの詳細情報がカギに—FUN! JAPAN調べ(やまとごころ 2019年12月16日)https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/36079/

鉄道パスで1位になったのは「JAPAN RAIL PASS」だった。認知度が最も高いのがタイで79%で、ベトナムは28%と最も低い。他社のパスはさらに認知度が低いと思われる。「大阪周遊パス」の海外版「Osaka Amazing Pass」も認知度が高く、大都市圏を遊び尽くす複合パスが人気のようだ。これらのパスは、お得感とともに、切符を買う煩雑がない点も大きな魅力になっている。

【ポイント】訪日客向けの鉄道パスは様々な種類が出回っており、インバウンド客の増加に伴って需要も高まっている。日本好きコミュニティサイトのFUN!JAPANが、訪日リピーターが多い7カ国、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドにおける認知度や使用度が高い鉄道パスを調査した。

鉄道パスで1位になったのは「JAPAN RAIL PASS」、認知度で最も割合の低いベトナムでも28%、高い割合のタイでは79%となっており、7カ国全てにおいて「知っている」「使ったことがある」の答えが多かった。2位は「Tokyo Metro 1-Day Open Tickets」と「Osaka Amazing Pass」で、大都市圏を遊び尽くすことができる複合パスが人気。

「JR EAST PASS」と「JR-WEST RAIL PASS」もランクインしたが、訪日リピーターが多く、福岡や別府温泉のある九州が人気となっている台湾や香港では「JR KYUSHU RAIL PASS」の認知度も高かった。
JR発売のパスはリピート率が高く、未利用者も「利用したい」意向が強い。他社が発売するパスは、未利用者の「利用したい」意向は低めであり「使ってみないと良さがわからない」と感じているようだ。

重要視するのは「旅行の総額が安くなる」「購入前に鉄道パスについての詳細な情報がわかる」の2点だ。「購入した場合、しなかった場合」を計算比較している人が大多数で、リーズナブルさを旅マエの段階でアピールすることが大切だとしている。パスの情報入手方法は、「日本の情報発信サイト」「旅行関連ブログ」が圧倒的に多く、広告色のない第三者の意見を尊重していることが伺えた。