9/15の『夢の扉+』は赤毛和牛の取り組みだった。
今は、霜降りたっぷりの黒毛和牛人気で、赤身肉の“赤毛”和牛は生産農家も激減し、今や肉牛の2%だそうだ。
赤毛和牛とは茶色をした牛で、昔は日本の牛と言えばこの茶色の赤毛和牛をイメージしていた。黒毛和牛とは黒色をした和牛をさす。
黒毛和牛は輸入飼料で育てるが、赤毛和牛は牧草などで育てるため日本のなかで飼料を完結できるメリットがある。しかし、肉に霜降りのサシがはいらないため敬遠されてきたそうだ。
この赤身肉をドライエージングという熟成方法で、美味しい肉に大変身させたそうだ。テレビを見ているだけで食べたくなってくる。
そして、肉牛1頭の値段、黒毛が約41万円のものを、今年初めて越え42万円になった。テレビのシーンは47万円で競り落とされるシーンが映っていた。
この取り組みに尽力された農産物流通コンサルタントの山本謙治さんが紹介されていたが、どの世界にもロマンを感じる凄い男がいるものだと思う。