間もなく始まる「春節」、訪日中国人がしたい上位に 「握手会」「美容院」「エステ」など、癒し求める声も
(トラベルボイス 2019年2月1日)
https://www.travelvoice.jp/20190201-125580

中国SNSクチコミ春節前「日本でしたいこと」ランキングによると、上位3位は3年間でほとんど変わらず「買い物をしたい」「日本料理を食べたい」「温泉に入りたい」だった。
しかし、買い物の傾向は変わり、食べたい日本食も多様化している。温泉に入りたいもスキンケアの視点に変わっているようだ。
2019年は「握手会に参加したい」や「森林浴をしたい」「舞妓さんになりたい」などさらに多様化している。

【ポイント】
WEBメディア「中国トレンドExpress」は、まもなく迎える中国の旧正月「春節」を前に、訪日中国人のニーズについて、中国のSNS上のクチコミで「○○したい」と書かれた情報を集計しランキングした。

日本独特のアイドル文化である「握手会」や、 越境ECで高い人気を誇る日本製化粧品をきっかけに日本の美に関心が高まっていることから「美容院」が上位にランクイン。
「温泉に入りたい」「エステに行きたい」などスキンケアにちなんだ体験も人気となっている。

SNS上では「春節くらいはゆっくり休みたい」といった声も多数あり、「お寺に行きたい」「森林浴をしたい」「スキューバダイビングをしたい」など日本に癒しを求める人が多くなっている。

第1位は引き続き「買い物がしたい」。しかし、その内容には変化が生じているとしている。”爆買い”が大きく話題となった2014年の「○○したい」ランキングでは、「ブランド品を安く買いたい」「日本の家を買いたい」「福袋が欲しい」など欲しいモノに関するクチコミが散見されたものの、最新のランキングでは、中国国内での価値観の多様化が見られ、欲しいモノに関するクチコミは上位に無いことから、 買い物の内容にも変化が表れていることが推測されると分析している。