ウオーキング「ほぼ毎日」70代以上愛好者で4割 阪急交通社調査、過熱ぶり反映(産經新聞 10月20日)http://www.sankei.com/west/news/141020/wst1410200011-n1.html  阪急交通社(大阪市)がウオーキング・ハイキングツアーへの参加者に実施したアンケートで、高齢になるほど日常的にウオーキングに取り組み、70代以上は60%が「週に3日以上」と最も熱心だったことが分かった。「歩く旅」を好む中高年層が、日頃の備えにも力を入れていることを示した形だ。

今年5~8月のツアー参加者600人が対象。4割に当たる241人が60代で最多、70代以上(175人)、50代(90人)と続いた。女性が男性のほぼ2倍だった。

日常的なウオーキングの頻度は70代以上の39%が「ほぼ毎日」、21%が「週に3~5回」。60代はそれぞれ26%と20%。50代は23%と21%。旅行やウオーキング費用を「月平均1万円以上」と回答した人は60代の58%、70代以上の55%に達した。

同社は今年度のウオーキング・ハイキングツアー参加者が、国内で平成24年度比3倍超、海外は同4倍超と見込んでいる。広報部は「時間やお金のゆとりが増すにつれ、ハイキングや登山などをレジャーとして楽しむ傾向が強まっている」と分析している。