オンラインとリアルを使い分ける消費心理、境界線は「3万円」、店舗に求めるのは「質問や疑問に的確に」
(トラベルボイス 2021年6月29日)
https://www.travelvoice.jp/20210629-149088

【ホッシーのつぶやき】
オンライン購入は、「商品が早く見つかる」「安い」「比較検討できる」「すぐ購入できる」が大きなメリットですね。店舗購入は「安心感がある」がメリットだといいます。結果、1万円未満は「オンライン購入」が過半数で、3万円を超えると「店舗購入」が6割を超えています。
私は、ほとんどオンライン購入ですが、登山靴購入の時は「好日山荘」に行きました。店員さんが「私の足に合う靴を丁寧に説明」してくれるので、良い登山靴に出会えました。
オンラインはメリットが高いですが、店舗でなければならないものもありそうです。

【 内 容 】
博報堂は、デジタルとリアル接点におけるこれからの購買行動を把握する目的で「ニューノーマル時代の購買行動調査」を実施し、生活者の購買意識・行動の実態やオンラインとリアル店舗に対する意識や行動の違いなどを聞き取った。

それによると、買い物で「無人レジを使った事がある」が6割を超えてトップになった。また、オンラインで買い物する際のメリットとして、 「早さ」「安さ」「手軽さ」が上位に入り、店舗のメリットは「安心感がある」が72.9%でトップとなった。

購入に適した価格については、1万円未満の商品は「オンラインで購入したい」と回答した人が過半数となった一方、3万円を超えると、6割以上が「店舗で購入したい」と回答した。

今後の買い物に対する意識では、約7割が「今後は何でもオンラインで購入するようになると思う」と回答。一方で、6割以上が、店舗は「ブランドの想いや思想が伝わる」接点と感じていることも分かった。

店舗での理想とする接客については、「無理に声をかけてこず、 こちらから声をかけると接客してくれる」 「商品に詳しく、 質問や疑問に的確に答えてくれる」が過半数となったことから、博報堂では適度な距離を保った丁寧な接客が、今後のブランド体験価値づくりにおいてより重要になってくると見られるとしている。