スマカンNEWSは本日(12/28)で年内の配信を休止させていただきます。新年は1月6日から配信させていただきます。
2025年の『観光のひろば』は1月28日です。
オーストラリアの遠藤さんの刺激的なご報告をぜひお聞きください。
皆さんも素敵な年末年始をお過ごしください!
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コロナから復活! 旅行会社じゃない!? JTBの大進化
(カンブリア宮殿 2024年12月12日)
https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2024/1212/
【ホッシーのつぶやき】
12月12日のカンブリア宮殿『旅の王者「JTB」が大変身!』も学びがあった。
・「早朝拝観」のような貸切プランに取り組まれている。最近、特別参観が増えてきたが、JTBも取り組み始めたようだ。
・ヨーロッパをより深く見るバス旅「ランドクルーズ」というバスツアー、21カ国で119ルート作られているという。
・混雑観光地に、事前予約・決済のシステム「チケットHUB」を導入されている。
これからのJTBに期待したい!
【 内 容 】
国内旅行とインバウンド需要が戻り業績が急回復、年商1兆円を突破したJTB。今、様々な戦略で旅行業の大転換に挑んでいる。2020年6月、コロナ禍の真っ只中で社長に就任した山北は、旅行業界の巨人をどう変革しているのか?今までの常識にとらわれない格闘を追う。
JTBが「旅行会社」じゃなくなった!? “交流”を生み出す会社とは
長年「世界一の旅行会社へ」というスローガンで戦って来たJTBは2年前、その看板を下ろし「交流を創造する会社」へと事業の方向性を変更した。それは単に旅行などの商品を売るのではなく、人が交わるあらゆる事業をプロデュースすること。例えば大規模なスポーツイベントの運営も“交流”なら、企業の社員が集まる社内大会も“交流”。今までの枠を超えて事業を拡大しているのだ。そして旅行事業でも“交流”を切り口に、今までにない取り組みが。甲府市でJTBが始めたのは、観光案内所や展望台などの施設の自主運営。自ら観光施設を運営することで、今までにない人の動きを生み出そうとしているのだ。人々の交流を生み出すことでビジネスを活性化する・・JTBの新戦略を追う。
観光客を散らせ!オーバーツーリズムに本気で挑む戦略
今、旅行業界で最大の問題が「オーバーツーリズム」。実はJTB、その解決に本気で挑んでいる。熊本で絶景スポットとして有名な鍋ヶ滝。狭いエリアに1日3000人が殺到し問題となっていたのだが、最近その混雑がなくなった。それを実現したのがJTBが開発した「チケットHUB」という予約システム。客の出入りをDXの最新技術でコントロールし混雑を起きなくするシステムだ。さらに力を入れるのが、一つのエリアに集中する人客を他に散らすための新たなルート開発。東京・金沢・京都をめぐり人気となっている「レインボールート」の次は「せとうちシーニックビュールート」。瀬戸内海の絶景を堪能してもらうツアーをいくつも組み、瀬戸内を新たな人気エリアにしようというのだ。さらに客を“夜に散らす”ナイトツアー戦略まで、様々なアイデアの力で、客を呼び込みつつ混雑させない旅に挑んでいる。
インバウンド向けで創業したJTB!世界に日本の魅力を発信せよ
1912年に創業したJTBの前身は「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」。外国人を日本に呼び込み、日本を旅行してもらうための団体、つまりインバウンド向けの旅行会社だった。そんな日本の魅力を海外に伝える伝統は今も生き続いている。例えばJTBのツアーなどが功を奏し最近増えているのが、高野山の宿坊を訪ねるスペイン人。海外からのインバウンドにとって、日本にはまだまだ知らない魅力がたくさんあるのだ。110年にわたり、日本の魅力を発信し続けてきたJTBの最前線の努力とは?
欧州事業を大成功させた山北社長 欧州を自由に旅できるバスツアーが人気!
コロナ禍の直前に就任し、創業以来のピンチと戦った社長の山北。JTBの欧州事業を一気に拡大させた立役者だ。欧州のツアー会社を買収し社長になるなど、長年欧州市場の観光と格闘して来た。そんな山北が作り、今大ヒットしているのが欧州16カ国を自由に旅することができる「ランドクルーズ」という周遊バス旅商品。実に119ものコースが運行中で出発日や現地での行動の自由さと、添乗員がいる快適さを両立した商品として人気を呼んでいる。欧州の旅のベテラン、山北社長が教えるヨーロッパの楽しみ方とは?