訪日外国人21年度600万人へ 東京五輪が試金石
(大阪日日新聞 2020年12月15日)
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/201215/20201215029.html?utm_source=BenchmarkEmail&utm_campaign=2020年12月4週号&utm_medium=email

【ポイント】
りそな研究所が、感染拡大がある程度鎮静化した場合、2021年度の訪日外国人数は600万人前後と予測し、楽観シナリオでは800万人もあるとした。
この予測を踏まえると、2021年は今年と同様、国内需要の開拓や中長期的な訪日客の受け入れ体制整備や訪日観光PRが重要になる。

【 内 容 】
新型コロナウイルス禍で落ち込んだ訪日外国人客数の回復を巡り、りそな総合研究所は14日、2021年の東京五輪が試金石になるとの見解を示した。感染拡大がある程度沈静化し、検査体制が整うのを前提に、21年度は600万人前後の回復を見込んだ。
りそな総合研究所の荒木秀之主席研究員が、大阪市内とインターネット上によるセミナーで発表した。
 東京五輪で、数十万人単位の訪日外国人客を半月で受け入れられる環境を実現できれば、それ以降にも一定規模の増加が期待されると分析。700万~800万人に及ぶ可能性も示した。新型コロナ禍以前の3千万人超への回復は23年以降を見込んだ。
 このうち関西への訪日外国人客数を巡っては、大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に来年2月、任天堂の人気キャラクター「マリオ」をテーマにした新エリアが開業する点に着目。「大きな起爆剤になる」と期待感を示した。

宿泊関連業における新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた宿泊需要予測
(デトロイトトーマツ)
少し前の記事ですが、渡航制限解除から1年が経過した時点で30%程度を回復予測としています。
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/real-estate/articles/re/hospitality-covid19-demand-forecast.html?utm_source=BenchmarkEmail&utm_campaign=2020年12月4週号&utm_medium=email