米国人旅行者の4人に3人が「旅行にアクティビティは不可欠」、1回あたりの支出額は平均300ドル
(トラベルボイス 2024年8月22日)
https://www.travelvoice.jp/20240822-156175

【ホッシーのつぶやき】
2023年の米国人旅行者の59%がアクティビティに参加し、55歳未満が80%、収入15万ドル(約2190万円)以上が30%だという。
カヤックなどの水上アクティビティは、2019年20%から2023年49%に増加し、ハイキングやサイクリングなどの陸上アクティビティも2019年34%から2023年48%に増加。1回の支出額は平均300ドル(約4万4000円)といい、2019年の2倍以上に増え、観光スタイルとして定着してきたようだ。

【 内 容 】

タビナカの国際会議を主催するアライバル(Arival)は、「2024年の米国のアウトドア アドベンチャーとアクティビティ旅行者」レポートを公表した。

レポートによると、2023年の旅行した米国人旅行者の59%がアクティビティに参加。過去1年間に旅行経験がある1000人に対するアンケート調査では、アウトドアアクティビティに参加した人のうち80%が55歳未満、30%が収入15万ドル(約2190万円)以上だった。

さらに、アクティビティに参加した旅行者の4人に3人が、「アクティビティは旅行に不可欠」と評価していることも明らかになった。

屋外アクティビティ参加回数が増加
レポートのハイライトとしては、アクティビティの参加回数が増加している点があげられる。

2023年、旅行者は1回の旅行で平均4つのアクティビティに参加し、前年の3.5回から増加した。カヤックやパドルボードなどの水上アクティビティの参加者は、2019年の20%から2023年には49%に、ハイキングやサイクリングなどの陸上アクティビティの参加者も2019年の34%から2023年には48%に増えた。

アクティビティ1回あたりの支出額は平均300ドル(約4万4000円)。これは 2019年144ドル(約2万1000円)の2倍以上となったが、2021年の404ドル(約5万9000円)は下回った。

※ドル円換算は1ドル147円でトラへベルボイス編集部が算出