6月インバウンド252人 今後の入国希望者も低調
(産経新聞 2022年7月20日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6694ad58a6a96b9370e77011c78e9b6b844577f0

【ホッシーのつぶやき】
6月10日から6月末までの観光目的の入国者は252人だったと観光庁が発表した。今後の観光目的での新規入国希望者は、8月は1日あたり換算で176名。半分が韓国からの希望者で、今の日本の入国条件が、今の日本の入国条件が、世界から敬遠されていることが決定的になった。
コロナの感染とインバウンド再開のアクセルを踏みながらなのでやむを得ないが、世界中で外国人観光客の争奪戦が復活する中、日本は大幅な遅れをとることになる。

【 記事の内容 】
観光庁の和田浩一長官は20日の定例記者会見で、訪日外国人観光客(インバウンド)の受け入れが部分的に解禁された6月10日から同月末までの入国者数は252人だったと発表した。
7月1日以降の観光目的の入国希望者数は現時点で計1万4580人となり、現行の1日当たりの入国者数上限(2万人)すら大きく下回る状況で、なおも続く厳しい入国制限の影響が浮き彫りとなった。
インバウンド受け入れ再開後の入国状況について、和田氏は会見で「まだ再開の第一歩。7月以降は増えていくだろう」との見通しを示した。

観光庁によると、国が入国者に義務付けている入国者健康確認システム(ERFS)への事前登録者数は7月中が9057人、8月中が4333人、9月以降が1190人だった。

国別には多い順に、韓国6144人▽タイ2542人▽米国1302人▽インドネシア740人▽フランス585人-など。

日本政府観光局も同日、6月の訪日外国人旅行者数を12万400人(推計値)と発表。ただ、これはビジネス客や留学生、技能実習生らを含めた人数で、この日に観光庁が公表したデータがインバウンドの実態をより示している。

政府による新型コロナウイルスの水際対策を巡っては、入国者数の制限のほか、観光目的の入国を添乗員付き団体ツアー客に限定していたり、コロナ禍前は不要だったビザ取得を義務付けたり、主要国と比べて厳しい規制を課している。

6月の訪日外国人旅行者数、7月以降の新規入国希望者数 〜和田長官会見(観光庁HP)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page01_000707.html