世界一の食SDGsハブ都市・大阪を目指す会 理事 辻 和哉 様
(第49回 観光のひろばZOOM 2022年10月25日)

【ホッシーのつぶやき】
辻さんの『世界一の食SDGsハブ都市プロジェクト』への挑戦の話は壮大な計画でした。辻さんは、体育系の研究者で、体育は健康を目的するもの、健康は「食」につながるとして、”食”から『大阪・関西万博』を盛り上げようとされています。
全国で食の祭典を開催させて、2025年は大阪で全国の食を集めた祭典を開催したいということで、成功をお祈りしたいと思います。

【 内 容 】
 私は、世界一の食SDGsハブ都市・大阪を目指す会の理事の他、多くの役職を持っておりますが、元々は体育系の研究をしており、体育は健康を目的するものであり、健康は「食」につながることから、25年の大阪・関西万博を目指して、大阪を「世界一の食SDGsハブ都市」にする活動をしております。

 大阪は、かつて天下の台所として全国より食材を集めるとともに、北前船など食の物流の中心として、日本の食文化発祥の地と言える。そして私たちは全国の生産者と消費者を結び、「食でコミュニケーション」を構築することあります。

 そして大阪・関西万博に向けて「大阪・関西万博の共創チャレンジ」として活動を開始いたしました。活動内容は、美味しいものを食べながら食SDGsの勉強会や、天王寺の“てんしば”において5万人、空中庭園下で1万5千人、舞洲で2万人の食フェスを開催してまいりました。これからは全国でイベントを開催して、大阪・関西万博の2025年には、大阪で全国の食を集めたイベントを開催したいと思っております。また、大阪・関西万博が終了してからも、外国人の方をターゲットにしたビジネスも展開できると考えております。また、360度VRを活用してまいります。360度VRの活用により、2 次元での訴求効果より脳が活性化することが分かっていますので、360度VRを駆使して道頓堀を隅々まで発信してまいりたいと思っています。

私は、心理的な影響から人の行動を把握する「行動経済」を研究しており、視覚、聴覚、臭覚、空間情報をもとに、人が食に結びつける心理的な要因を探ってまいりました。今回のプロジェクでも入手したビッグデータをもとに、食による経済効果を高める研究もしてまいります。
また、日本はWeb SNSマーケティングの企業はありましたが、世界各国に対応するWeb SNSをマーケティングをしている企業はありませんので、世界に向けたWeb SNSも構築を目指してまいります。

日本の人口は減少を続け、2048年には1億人を割って9,913万人となり、その後も減少が続くと言われています。そのような時代を迎える前に“いのち輝く未来社会”をサポートする活動をしてまいりたいので、多くの方といろんな形でつながることを期待していますと、講演を結ばれました。