Airbnb「ペット同伴可能」を検索する人、コロナ禍で55%増加
(やまとごころ 2022年4月20日)
https://yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/46140/

【ホッシーのつぶやき】
コロナ禍でペットを飼育する人が増えている。Airbnbでの検索で2019年に5位だった「ペット同伴可」が2021年に1位となり、1年で55%も増加したという。
ペットと共に旅行したいというニーズは確実に広がっている。ペットと共存できる観光のあり方も、もっと多様化するのかもしれない。

【 内 容 】
宿泊検索結果から旅行におけるペットの重要性が増加していることを受け、Airbnbはユーザーが選んだ日本におけるペット同伴可能な宿泊先(リスティング)のお気に入りリストを公開した。

2019年におけるAirbnbのサイト上で最も検索された条件は、1位プール、2位Wi-Fi、3位キッチン、4位エアコン、5位ペット可だったが、2021年には、1位ペット可、2位プール、3位Wi-Fi、4位キッチン、5位無料駐車場となり、ペット同伴可能な宿泊先の検索が1年で55%も増加した。宿泊者にとってペットがより大切な存在になってきていることが伺える。
今回のリストは、ペットと一緒に滞在でき、ペットが思い切り走り回ることのできる広い芝生が併設されていたり、ペット用アメニティが備え付けられている宿泊先をピックアップしたもの。利用者の宿泊代のほか、ペットは無料の宿泊施設から、ペットの宿泊代が別途かかる所まで様々ある。

そのうちいくつか紹介すると、大阪府大阪市にある「新大阪東口から徒歩6分。高速wifiテレワーク可!」を謳うリスティングは、都心でペットと共に泊まれる宿として人気だ。「ペット用シーツを準備してくれるなどしていただいた」や、「新大阪駅近くで犬OKな宿はなかなかなかったので本当にありがたかった」などの声が寄せられている。2019年までのコメントは外国人からのものが圧倒的だが、2021年からは愛犬との旅行に利用したという日本人からのレビューが増えている。

また、静岡県熱海市にある「全面海を臨むオーシャンビュープライベートガーデン」は、敷地面積1,000坪を完全プライベート空間として利用でき、「一緒に連れて行った大型犬も非常に楽しそうに庭を走り回っていたのが印象的」や「小型犬も同伴し、一日中貸切ドッグランのように 走り回って楽しんでいた」などのコメントが見られる。