スペインのリゾート地、屋外での飲酒禁止エリアを設定、マヨルカ島とイビサ島、観光客のパーティーを規制
(トラベルボイス 2024年5月16日)
https://www.travelvoice.jp/20240516-155626

【ホッシーのつぶやき】
海外の観光地で、観光客による飲酒やコカインパーティなどが発生し、アムステルダムなどで規制に動き出している。スペインでは屋外の指定された場所では飲酒を禁止し、違反者には罰金を課す。
日本は人気観光地になっている。オーバーツーリズムのなかで明確にNOといわなければならないものは規制し、罰金を課す覚悟も持たなければならない。

【 内 容 】

スペインのバレアレス諸島政府は、観光客によるパーティが問題となっているマヨルカ島とイビサ島の4ヶ所で屋外での飲酒を禁止する。新たな規則では、開封したアルコール飲料を所持している旅行者および住民に対して、500~1500ユーロ(約8万4000円〜25万2000円)の罰金を課す。

対象となるのは、プラヤ・デ・パルマおよびマガルフを含むマヨルカ島のパルマ市とリュックマヨール市の一部が含まれるほか、イビサ島のサン・アントニ・デ・ポルトマニにも適用される。

各禁止ゾーンには、政府から規則施行のための費用として年間400万ユーロ(約6億7200万円)が支出される。原資は観光税。

バーやレストランのテラス、アルコールの飲酒が許可されているエリアは対象外となる。

※ユーロ円換算は1ユーロ=168円でトラベルボイスが算出
※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。