祇園祭の警備費用確保へクラウドファンディング
(NHKニュース 2024年5月22日)
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240522/2000084491.html

【ホッシーのつぶやき】
祇園祭の山鉾巡行や宵山の警備費用にクラウドファンディングで寄付を呼びかけている。去年、前祭の山鉾巡行に15万人、宵山に67万人の見物客が殺到したと言い、警備員1500人を確保するのに5000万円かかったという。
事故が起こらないのが第一だが、毎年クラウドファンディングを実施するより、安定収入のためにも、昨年から始まった特別観覧席の増設が先ではないだろうか。

【 内 容 】

7月の京都の祇園祭では、山鉾巡行や前夜祭の宵山の期間に見物客の安全を確保するため警備が欠かせませんが、人件費の高騰などで費用がかさんでいるとして、巡行を主催する山鉾連合会がクラウドファンディングを立ち上げ、寄付を呼びかけています。

京都の祇園祭は、毎年7月に行われ、去年は、前祭の山鉾巡行におよそ15万人が、その前夜祭の宵山の期間には、およそ67万人が詰めかけました。
巡行を主催する山鉾連合会などは、見物客の安全を確保するため、去年は、およそ5000万円をかけて、のべ1500人余りの警備員などを確保したということです。
ただ、人件費の高騰もあり、多額の警備費用が負担になっているということで、山鉾連合会では、21日寄付を呼びかけるクラウドファンディングを立ち上げました。
当面の目標は300万円で、最終的には、1600万円を超える額を目指したいとしています。
寄付の返礼品は、5000円から15万円まで額に応じて、厄よけのちまきや手ぬぐいなどを用意し、15万円を寄付した人には、巡行当日に山鉾の辻廻しを間近で見られる特等席を提供するということです。

※祇園祭山鉾連合会の木村幾次郎理事長は、「最近の京都での観光客の多さを見て、『ことしの祇園祭はどうなるのか』と心配しています。事故だけは起こさないよう準備を進めます」と話しています。